生産・公開・流通・消費を循環
南青山のFeb gallery Tokyoにて、映像作家の立川清志楼による「Second Three-Year Plan / 第二 次三カ年計画(2024-2026)- film collection 37」のスクリーニングイベントが、2024年1月27日(土)、1月28日(日)の二日間開催される。
立川清志楼は、東京在住の写真家・映像作家。主に都市・動物園を撮影した映像に実験的要素を用いた編集を施し、物語性を排除した物質的な映像作品を制作する。昨年6月には、ひと月に最少5本の新作映像作品の制作を三年間継続するプロジェクト「第一次三カ年計画」が終了。2024年1月から実験映像プロジェクト第2弾「第二次三カ年計画」がスタートし、今回も毎月5本の映像作品を生産・上映することを目標としている。
今年の1月は6作品、合計時間43分42秒、データ容量9.63GBの作品が完成。本イベントでは、それらを単体で上映した後、立川がVJとして自身の手で生み出した成果物をライブでリミックスする。VJイベント終了後は作品群を1GB=10,000円の量り売りで販売。生産→公開→流通→消費と、作品が絶えず循環するシステムを展開する。
また、1月28日(日)の二部では、DJ 石井トモ(DJ Tommo)とコラボレーションを実施予定。こちらにも注目だ。
さまざまなアートが混在する表参道・原宿エリアでも、他に類を見ない新感覚のアートイベント。会場でどのような“流動”と“循環”が起きているのか、その目で確かめて。
■概要
立川清志楼「Second Three-Year Plan / 第二 次三カ年計画(2024-2026)- film collection 37」
開催期間:2024年1月27日(土)、1月28日(日)※両日ともに二部制
営業時間:一部/14:00〜16:30、二部/17:00〜19:30
開催場所:Feb gallery Tokyo
住所:東京都港区南青山4-8-25
>>EDITOR’S VOICE
Feb gallery Tokyoのオーナーは、ミュージシャン・アーティストとして活動する藤井フミヤさん。年末は26年ぶりの紅白出場でも話題になりました。OMOHARAREALでは、藤井さんのコラム「私の表参道/原宿」や、藤井フミヤさんとEd TSUWAKIさんとの対談などを公開しています。当メディアとも関わりの深いアーティストの一人です。
Text:Arisa Watanabe
INFORMATION
南青山のFeb gallery Tokyoにて立川清志楼によるスクリーニングイベントが開催 映像と音の饗宴
- 住所
- 東京都港区南青山4-8-25
- 営業時間
- 一部/14:00〜16:30、二部/17:00〜19:30
- 定休日
- 会期中無休