【2/19追記】※2月26日(月)まで会期延長
2人の表現者が織りなす世界
表参道ヒルズB2FにあるAND COLLECTION Contemporary Art(アンド コレクション コンテンポラリー アート)にて、新田桂一の個展「Shit Happens」が、2024年2月8日(木)〜2月19日(月)の期間で開催される。※2月26日(月)まで会期延長
新田桂一は、1975年東京生まれのフォトグラファー。1997年に渡米し、フォトグラファーのテリー・リチャードソン氏のアシスタントを経て2006年に帰国。現在は、日本を拠点にパッショナブルな作風で広告、ファッション誌、グローバルブランドのキーヴィジュアルなどを手がけるほか、作品づくりにも精力的に取り組んでいる。2022年には移転前の原宿・GALLERY TARGET(現・ESPOKYO)にて個展「cosmiCCentury」を開催し話題を呼んだ。
新田が表現する色彩の変遷は被写体の感情と呼応し、そこに流れる時間の移ろいと情調を漂わせる。朗らかな笑み、凛とした眼差し、情緒的な横顔、様々な表情を引き出し、一瞬の輝きをシャッターに収めていく。予測不可能な自然界の中でも、飾り気なく躍動的な構図を織りなす写真は、日々を過ごす私たちへ強く正直に生き抜くための手がかりを示しているようにも見える。
本展で被写体を務めるのは、俳優など多才に活躍する伊勢谷友介。伊豆で撮り下ろした、伊勢谷のポートレート作品が展示される。新田が伊勢谷の人柄、 役者としての在り方に魅了され、本展にて合作が実現。日常に起こる様々な出来事に対して強かに生きること、惑わされることのない気丈な心であり続けることを重きに置いた個展となっている。
「私の表参道/原宿」に寄せてくれたコラムでは、表参道・原宿は“交わり”を感じる街だと語っていた。フォトグラファーと俳優という2人の表現者が“交わった”作品展を、表参道のシンボル的存在である表参道ヒルズ内のギャラリーで体感してもらいたい。
■概要
新田桂一 個展「Shit Happens」
開催期間:2024年2月8日(木)〜2月19日(月)
※2月26日(月)まで会期延長
営業時間:表参道ヒルズに準ずる
開催場所:AND COLLECTION Contemporary Art
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズB2F
電話番号:03-6447-1775
>>EDITOR’S VOICE
表参道ヒルズには、日本のグルメバーガーの先駆けとも言えるハンバーガー専門店「ゴールデンブラウン(GOLDEN BROWN)」が入っています。ハンバーガー好きの方は、個展の前後にぜひ立ち寄ってみてください。
Text:Arisa Watanabe
INFORMATION
表参道ヒルズのAND COLLECTION Contemporary Artにて新田桂一の個展が開催 被写体は伊勢谷友介
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズB2F
- 営業時間
- 表参道ヒルズに準ずる
- 定休日
- 表参道ヒルズに準ずる
- 開催期間
- 2024年2月8日(木)-2月19日(月)※2月26日(月)まで会期延長