logiらしい、異国なムードが漂う秋のブーケ
表参道・原宿には花が似合う。有名店から個性あふれるお花屋さんが点在しているためか、花束を持って街を歩く人の姿も珍しくない。その手にブーケがあるだけで、いつも歩く見慣れた景色も違って見える。表参道・原宿という街のフレームが一層、花の魅力を際立たせてくれるような気もする。気持ちを咲かせる、花と街の風景。
異国感あふれる、色づく街に映えるブーケ
Made by logi plants & flowers
表参道・神宮前歩道橋付近
オリジナルバッグブーケ 6,600円(税込)※「logi」オリジナルバッグブーケは 5,500円〜
テーマ:異国の質感と立体感
使った花:ダリア、ケイトウ、アマランサス、フリーセア、サラセニア、カラテア
「秋の花をふんだんに入れつつlogiらしく、エキゾチックな雰囲気に仕上げています。
日本でも秋の花としてお馴染みのケイトウを使っています。
違う質感の花をたくさん入れるのが好きなので、色づく秋の街のように、豊かな表情を楽しんでほしいブーケです」
撮影に協力してくれたお店:logi plants & flowers
メゾン キツネ 青山(Maison Kitsuné AOYAMA)近く、南青山3丁目の路地にあるフラワーショップ。フラワーデザイナー宇田陽子さんとディレクター岸大介さんを中心に、“ココロニノコルハナ”がコンセプト。空間ディスプレイやCMなど広告関連の装花も幅広く手がける。花そのものの造形や、花の持つありのままの強さ、毒々しさを表現したセレクトやデザインが特徴。アーティスティックなアプローチとラインナップが魅力だ。洗練されていながらも、異国情緒漂う独自のセレクトがlogiらしさを醸し出しているのが特徴。
ブーケができるまで:Behind the scenes
普通の花屋とは一線を画す独特のかたちと種類の花が豊富なlogi。それを手際よくブーケに仕立ててくれるのだが、どんな仕上がりになるのか想像が付かないところが面白い。
今回のオーダーは秋。ケイトウやダリアといった、秋といえばなお馴染みの花もあるけれど、logiの手にかかるとどれも見たことのない花に見えてくるのが不思議だ。かといって奇をてらうだけではない、バランス感覚が人気の理由なのかも。南国の秋風を感じさせるような、瑞々しくも色気漂うブーケが仕上がった。
ブーケを制作してくれたフローリスト:Florist introduction
曾根田(そねた)あかり:もともと植物や花に魅力を感じていたが、学生時代に留学したアメリカ・フロリダのホストマザーも花が好きだったことから、より一層惹かれるように。帰国後、就職を考えた際、当時から好きだった花屋であるlogiから求人が出ていたので応募。logiの一員となった。一時期は店を離れたこともあるが、やはりlogiの扱う花や店の雰囲気が自分に合っていると本人は語る。波長の合う場所で、持ち前のセンスを存分に発揮する曾根田さんのブーケから、そのグルーヴを感じ取ってほしい。
■logi plants & flowers
住所:東京都港区南青山 3-14-10
電話:03-3403-0535
営業時間:12:00-19:00
定休日:木曜日
URL:logi plants & flowers オフィシャルサイト
Text & Photo:Tomohisa Mochizuki