logi plants & flowers/路地の途中、緑と花の小さな惑星
(2022/05/18)
H BEAUTY&YOUTHからMaison Kitsuné AOYAMAを左に曲がった、南青山の路地の途中。左手にある建物の半地下にlogi plans & flowersはある。表に出た店の看板と、月替わりのインスタレーション作品が目印のフラワーショップだ。
店内に入ると鬱蒼とした花と植物が出迎えてくれる。天井には恐竜の化石のようなドライフラワーがぶら下がっていて、ユニークなかたちの花々からは艶と色気が漂う。一見しただけで花屋としての個性が際立っているのを感じた。
店名には道の途中を指す「路次」、管理されたハウス栽培の対義となる「露地」をかけ、英単語の「Logic」の「c」を取ることで理論や定義に囚われないという意思を込めた。空間ディスプレイやCMなど広告関連の装花も幅広く手がける、フラワーデザイナー宇田陽子さんとディレクター岸大介さんを中心に、“ココロニノコルハナ”をコンセプトとして、花そのものの強さや毒々しさをストレートに表現している。
スタッズのついたパンクムード漂う花器は、親交のあるEARTH PIECE CRAFTの作品。その横には制作案件や店舗から出た、空間を彩った植物たちを原料にして色づけしたコラボ陶器も置かれる。ガラス瓶に入っているのは宇田さんのアートワーク作品シリーズ「PAVILION!」。中に入っているのは植物や造花だが、その有機的な姿は、未知の生物の標本を彷彿とさせる。空間全体がまるで、花々が姿や形を変えて輪廻して、logiという惑星に独自の生態系を形成しているようだった。アーティスティックな花たちとの未知なる遭遇を楽しんでほしい。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
店内に入ると鬱蒼とした花と植物が出迎えてくれる。天井には恐竜の化石のようなドライフラワーがぶら下がっていて、ユニークなかたちの花々からは艶と色気が漂う。一見しただけで花屋としての個性が際立っているのを感じた。
店名には道の途中を指す「路次」、管理されたハウス栽培の対義となる「露地」をかけ、英単語の「Logic」の「c」を取ることで理論や定義に囚われないという意思を込めた。空間ディスプレイやCMなど広告関連の装花も幅広く手がける、フラワーデザイナー宇田陽子さんとディレクター岸大介さんを中心に、“ココロニノコルハナ”をコンセプトとして、花そのものの強さや毒々しさをストレートに表現している。
スタッズのついたパンクムード漂う花器は、親交のあるEARTH PIECE CRAFTの作品。その横には制作案件や店舗から出た、空間を彩った植物たちを原料にして色づけしたコラボ陶器も置かれる。ガラス瓶に入っているのは宇田さんのアートワーク作品シリーズ「PAVILION!」。中に入っているのは植物や造花だが、その有機的な姿は、未知の生物の標本を彷彿とさせる。空間全体がまるで、花々が姿や形を変えて輪廻して、logiという惑星に独自の生態系を形成しているようだった。アーティスティックな花たちとの未知なる遭遇を楽しんでほしい。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
INFORMATION
logi plants & flowers
- 住所
- 東京都港区南青山 3-14-10
- 電話
- 03-3403-0535
- 営業時間
- 12:00-19:00
- 定休日
- 木曜日