ネイルサロン終わりのリコさんをインタビュー
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。それぞれの街の楽しみ方を紐解けば、きっと私たちが知らない新しい魅力を発見できるかも。表参道・原宿を訪れた理由や、思い出など、それぞれの“オモハラ観”を聞く。
洗練されたカジュアルスタイルのリコさんをスナップ
名前:リコさん
職業:美容師
住んでいるエリア:東京都・世田谷区
オモハラエリアの好きなお店:H BEAUTY&YOUTH、PRANK PROJECT AOYAMA FLAGSHIP STORE
Instagram:@rico____000
ー今日は何しにオモハラへ来ましたか?
今日は一応休みだったので、家の近くのネイルサロンに行ってきました。午後からお客様に予約をいただいているのでこれからお店に行きます。いわゆる、休日出勤ですね(笑)。
ー表参道・原宿のエリアで気になるお店、ブランドはありますか?
青山に旗艦店がある「プランク プロジェクト(PRANK PROJECT)」がお気に入りです。「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」による、新しいブランドなんですが好みです。あとは「H BEAUTY & YOUTH」にもよく行きます。
■H BEAUTY & YOUTH ウェブサイト(ユナイテッドアローズ 公式通販)
ー表参道・原宿エリアの好きな過ごし方
私が店長として働いている店が神宮前6丁目にあるんですけど、周辺でやっているイベントを覗くのが好きです。いろいろなイベントが開催されているのでお昼のついでとか、帰るときとかに覗いてみることが多いです。夜の遅い時間までやっているイベントだと足を運びやすいですね。
この前、すぐそこのBA-TSU ART GALLERYで開催された「NIGHT MARKET」も楽しかったです。
ー表参道・原宿に来る頻度は?
仕事で毎日。オフの日にも月一は必ず来ています。
ー初めて表参道・原宿に来たのはいつ?
美容師の専門学生の頃です。やっぱり表参道・原宿・青山は美容師を志す人にとっては花形なので、初めてきたときは感慨深かったです。おしゃれだし、絶対このエリアで働きたいと思っていました。
ー表参道・原宿で印象に残っているエピソードを教えてください。
私が学生の頃は今よりももっと、街の中でのモデハン*がさかんでした。私も声をかけてもらったことがあるんですけど、その方がちょうど、当時私が面接を受けようとしていたヘアサロンの方だったんです。そこでサロンモデルを経験して実際にお店の雰囲気や人、働き方を垣間見ることができたことは進路選択にかなり影響しました。
その店が良い悪いという話ではなく、表参道・原宿という場所にはこだわりつつも、もっと広い視野と選択肢を持とうと思えたことが経験として大きかったです。
*モデルハント。主にアシスタントが練習や作品作りのためにモデルをしてくれる人を街に出て探すこと。今はSNSが主流だが表参道周辺では、いまだモデハンを見かけることもしばしば。
ーあなたにとって表参道・原宿とは?
拠点であり、原点です。自分の感性はすべてここから出来ていると言っても過言ではないかも。なので頻繁に周辺のお店のアイテムや、展示やイベント、街行く人のファッションをチェックしています。
ー今日のお気に入りアイテムは?
サロモンのスニーカーです。スニーカーが好きでコーディネートする上でも重要なアイテムだと思っています。今日のようにユルめのカジュアルなスタイルに、ハイスペックなトレイルシューズを合わせたコントラストが気に入っています。色もモノトーンで合わせやすくて好きです。
ー最後に一言
神宮前にある「san+」というヘアサロンで店長をやっています。私は女性限定のスタイリストなんですけど、ご興味ある方はぜひ。
>>EDITOR'S VOICE
ダブルジップのジャージとワイドスカート、足元はトレイルシューズ。見るからにおしゃれ!と思って声をかけさせていただいたリコさん。神宮前のヘアサロンの店長さんでした。さすが、お店を切り盛りする立場とあってファッションや周辺地域に対する意識が高く頻繁に表参道・原宿を散策し新しいアイテムやイベントをチェックしているそう。自身の進路にも大きな影響を与えたオモハラの街に対する愛情が話を聞いていて伝わってきた。
Interview & Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:Yuya Kitagawa(OMOHARAREAL編集部)