「実は僕らみんなアホ」
米原康正がキュレーションするギャラリー・tHE GALLERY HARAJUKUにて、浅井文昭による個展「TOKYO MINIMALISM」が開催中。2023年9月21日(木)〜9月26日(火)まで。
今回個展を開催する、浅井文昭(Fumiaki Asai)は、愛知県生まれ滋賀県育ちのアーティスト。テレビの旅番組でメキシコの景色、風景などを見て色彩に衝撃を受けたことをきっかけに、その翌日から制作をスタートした。美術大学は出ておらず、主に絵画を中心に制作をしている。
浅井自身、心から湧き出してくる衝動、感情をダイレクトに作品へぶつけている為、潜在意識から色、手法が湧き、形にあるものないものに関わらず物を見ると色が浮かび上がって見えるという。「頭で色々考えずに何かを感じてもらいたい」という思いをこめて表現をしている作品は、そんな浅井文昭自身を投影しているのかもしれない。
本展について、キュレーターを務める米原康正は、こうコメントする。
『Fumiaki Asaiの作品は究極のミニマリズムである。ミニマリズムとは、美術、デザイン、音楽の領域で非本質的なフォルム、特徴、概念を排して、描くことのできない本質的なものを表現する方法である。
徹底的に余分なものが排除された作品でFumiaki Asaiは人間の本質である「実は僕らみんなアホ」を表現する。「アホなのになんでそんなみんなで歪み合うんだろう?」Fumiaki Asaiは僕らにそう作品で訴えかけてくる』
新しいアーティストの発掘や育成をライフワークとしておこなっているよねちゃんこと米原康正が、新しい才能と、アートにこれから触れる人の出会う場にというコンセプトのもと作ったtHE GALLERY HARAJUKUで、人間の本質をありのままに映し出した作品群を、感じるままに味わおう。
■概要
FUMIAKI ASAI Solo Exhibition「TOKYO MINIMALISM」
開催期間:2023年9月21日(木)〜9月26日(火)
場所:tHE GALLERY HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-21 ベルウッド原宿1階-C
営業時間:11:00~19:00
定休日:会期中無休
>>EDITOR’S VOICE
tHE GALLERY HARAJUKUから徒歩4分ほどの場所にあるNANZUKA UNDERGROUNDではフリオ・アナジャ・キャバンディングの新作個展が開催中。著名なアートや誰もが知るあのアイテムを模倣した作品群は、既視感とともにそのオリジナリティに驚かされるはず!
※敬称略
Text:miwo tsuji
INFORMATION
tHE GALLERY HARAJUKUで浅井文昭の個展が開催 米原康正がキュレーション
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3-20-21ベルウッド原宿1階-C
- 営業時間
- 11:00〜19:00
- 定休日
- 会期中無休
- 開催期間
- 2023年9月21日(木)〜9月26日(火)