「見知らぬ相手」とコラボレーション
ロサンゼルス在住の映画監督、アーティスト、作家として活躍する、ミランダ・ジュライ（Miranda July）による東京初個展が、プラダ 青山店6Fにて開催。2024年5月9日（木）～8月26日（月）まで。
ミランダ・ジュライは、カリフォルニア州バークレー育ち、ロサンゼルス在住。映画監督、アーティスト、作家として活躍する。『ザ・フューチャー』『君とボクの虹色の世界』の脚本、監督、主演をつとめたことで知られ、直近では、映画『さよなら、私のロンリー（Kajillionaire）』（2020年）が注目を集めた。また、美術作品も手がけており、2002と2004年のホイットニー・バイエニアル、2008年の横浜トリエンナーレ、2009年のヴェネチア・ビエンナーレにも参加している。
本展は、ミラノのプラダ財団Osservatorioにて開催されている美術館初個展「Miranda July: New Society」と同時開催しており、ミア・ロックス（Mia Locks）がキュレーションをつとめる。会場では、ジュライの最新作であるマルチチャンネルビデオインスタレーション《F.A.M.I.L.Y.（Falling Apart Meanwhile I Love You）》を展示。Instagramを通じた7人の見知らぬ相手との1年にわたるコラボレーションを元に制作され、ジュライと参加者がまったく新しい身体言語を通じて「親密さ」と「境界線」を模索するシュールなパフォーマンスのシリーズとなっている。
本作についてジュライは「愛でられることで元気になるという、Instagramが叶えてくれることのひとつと私が考えていることを人の力で達成しようとしています」とコメントを寄せた。また、会期中の7月17日（水）には、ジュライとキュレーターのミア・ロックスによる対談も開催する。
前回開催の田名網敬一の個展「PARAVENTI: KEIICHI TANAAMI」など、開催のたび話題を集めているプラダ 青山店の展覧会。現代を生きる人ならば誰もが共感できそうなテーマをシュールかつチャレンジングな切り口でみせる、ジュライの作品を読み解いてみよう。
■概要
MIRANDA JULY: F.A.M.I.L.Y.
開催期間：2024年5月9日（木）～8月26日（月）
場所：プラダ 青山店 6F
住所：東京都港区南青山5-2-6
時間：11:00〜20:00（プラダ 青山店に準ずる）
定休日：プラダ 青山店に準ずる
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※敬称略
Text：miwo tsuji
INFORMATION
プラダ 青山店にてミランダ・ジュライの東京初個展が開催 最新作のビデオインスタレーションを展示
- 住所
- 東京都港区南青山5-2-6 プラダ 青山店 6F
- 営業時間
- 11:00〜20:00（プラダ青山店に準ずる）
- 定休日
- プラダ青山店に準ずる
- 開催期間
- 2024年5月9日（木）～8月26日（月）
