カルチャーの最前線を追い続ける男・米原康正が語る原宿の歴史。竹の子族、クールス、裏原ブーム…etc.
(2018/06/10)
『egg』、『smart girls』など世の中にインパクトを与える雑誌を生んだ編集者であり、世界で1人のチェキをメインとするフォトグラファーとしても知られる男。1995年から現在まで原宿にオフィスを構え、ギャル、裏原女子、青文字系モデル、ハーフモデル、KAWAII系モデルなど、常に最前線のカルチャーを追い続けてきた。現在もこの街に身を置き、意欲的に作品発表を行いながら、原宿の歴史を振り返るトークショー「スナックよね。」も定期開催中。「原宿をずっと見届けたい」そう語る彼の想いとは? 今回はそんな米原康正さんの”オモハラ観”を覗かせてもらった。
《プロフィール》
編集者・クリエイティブディレクター・フォトグラファー。1959年熊本生まれ。90年代に伝説的写真投稿雑誌『アウフォト』を創刊し、国内外で高い評価を受ける。その後企画・編集した『smart girls』にて、チェキで撮った女の子の素のままのセクシーでガーリーな世界観の写真を発表して大好評を博す。以降世界で唯一チェキをメイン機材とするアーティストとして、雑誌、CDジャケット、ファッショカタログなどで幅広く活躍。世界のストリートシーンで注目される、ジャパニーズカルチャーを作品だけでなく自分の言葉で語れる日本人アーティスト。
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