フラワーアーティスト・ニコライ・バーグマン氏「南青山が僕のDNAの一部になっている」
(2017/04/14)
黒のスタイリッシュなプレゼントボックス。蓋を開けると鮮やかなバラが一面に敷き詰められている——。ロマンチックなサプライズを演出する「フラワーボックス」は考案されると瞬く間に日本中へと広がり、彼の代名詞といえるアイテムとなった。世界中のファッション業界から注目され、今では名だたるラグジュアリーブランドのショーウィンドウからプロダクトデザインまで幅広く手掛けるニコライ・バーグマン氏だが、現在も南青山を拠点に活動し「僕のDNAの中に”南青山”が入っている」とまで語る。今回はそんな彼の”オモハラ観”を覗いてみた。
《プロフィール》
1976年デンマーク生まれ。園芸関係の仕事をしていた家庭に生まれ育つ。1995年に卒業旅行で日本に訪れたのをきっかけに、1996年に正式来日。2010年、南青山に「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」をオープン。2017年は日本とデンマークの外交関係樹立150周年の親善大使として、自身のフラワーアートとデンマークのモダンアートの展覧会を企画。自らがナビゲーターとなりフラワーアートとデザインを案内するデンマークツアーを実施するなど、国内外で精力的に活動している。