
休日にアート展を回っていた亮介さんをスナップ
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。ふと、みんな何をしにやってきて、どこへ行くのだろう?と当たり前すぎて見過ごしていた疑問が浮かんだ。仕事?遊び?実際に住んでいる人もいるだろう。それぞれの街の楽しみ方を紐解いていくと、きっと私たちが知らない新しい魅力を発見できるかも。というわけでOMOHARAREAL編集部員が街に出て、気になる人にミニインタビューを敢行。「HANGOUT OMOHARA」と題して、表参道・原宿を訪れた理由や、思い出など、それぞれの“オモハラ観”を聞いてみた。
モノトーンな装いで、落ち着いた雰囲気の亮介さんにインタビュー
名前:亮介
年齢:40代前半
職業:会社員
住んでいるエリア:東京都・町田市
オモハラエリアの好きなお店:PIZZA SLICE2
Instagram:@r.togashi
ー今日は何しにオモハラへ来ましたか?
休みだったので気になるアート展を見るために来ました。StandByで開催されているホアン・コルネラの新作展示とSPIRALで開催中の橋爪悠也の個展を見に行ってきました。
ー表参道・原宿のエリアで気になるお店、ブランドはありますか?
青山のPIZZASLICE2によく行きます。立ち寄りやすい場所にあるのでありがたいですね。近くにあるKOFFEE MAMEYAも好きです。
ー表参道・原宿エリアの好きな過ごし方
コーヒーショップで休憩したりしながら、気になったギャラリーやアート展示を見て回るのが好きです。
ー表参道・原宿に来る頻度は?
新型コロナ感染拡大前(2年前くらい)は週1くらいで来ていました。今は、月に1回くるかこないかですね。郊外などあまり人が多くない場所に行くことが増えました。
ー初めて表参道・原宿に来たのはいつ?
中学生の頃ですかね。当時、裏原カルチャーが流行り始めていた頃です。目的は特になくて、とにかく都心に行ってみようという気持ちだけで訪れました(笑)。人の多さとファッション性の高い人たちが沢山いて当時の私にはとても新鮮でした。
ー表参道・原宿で印象に残っているエピソードを教えてください
コロナの前と後で大きく街の雰囲気が変わったのが印象的ですね。以前は、アジア圏の人が街の大半を占めていると思うほど多かったのに、外国人の数が圧倒的に少なくなったと感じています。元々あった店がなくなって新しい店になって、街が代謝して景色が変わった気がします。時代の変化を感じますね。
ーあなたにとって表参道・原宿とは?
“東京”を知るための中継地点のような場所ですかね。若い時、どこへ行くにしてもまずこの辺に来てから移動することが多かったです。意外と渋谷まで近くて歩いて行けるんだとか、こっち方面へいくと青山から六本木に出られることを知ったりできた場所。東京という街の地図がこのエリアを中心に広がっていきました。
ー最後に一言!
天王洲アイルで開催されていたソロエキシビション以来、5年ぶりにホアン・コルネラの展示を見られたので満足しています。相変わらず可愛らしいイラストの中に皮肉が効いていて、面白かったです。
>>EDITOR'S VOICE
今回取材に協力していただいた亮介さんは表参道・原宿エリアを、「中継地点のような場所」だと話してくれたが、まさにその通り。学生時代、まず原宿に行ってから移動することが多かったから納得である。そんな亮介さんが好きなPIZZA SLICE2は、クリスピーな食感の薄い生地が特徴のNYスタイルピザショップ。初めて足を運んだ人には「ペパロニスライス」をオススメしたい。サラミの塩気とサクサクのピザ生地の食感が絶妙にマッチして最高だ。オモハランチタイムスでも「ホームメイドミートボールスライス」にかぶりついているので、ぜひそちらも参考にしてほしい。
Text&Photo:Kousuke Okutsu