オフの日、古着屋巡りに行く途中の杉本 みくさんをスナップ
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。それぞれの街の楽しみ方を紐解けば、きっと私たちが知らない新しい魅力を発見できるかも。表参道・原宿を訪れた理由や、思い出など、それぞれの“オモハラ観”を聞く。
ジャージコーデに小物使いがおしゃれな杉本 みくさんをインタビュー
名前:杉本 みく
職業:アパレルスタッフ
住んでいるエリア:東京都北区
好きなお店:shury、NOAH CLUBHOUSE
Instagram:@m5._.ci
ー今日は何しにオモハラへ来ましたか?
オフの日だったので古着屋さん巡りに来ました。
ー表参道・原宿のエリアで気になるお店、ブランドはありますか?
渋谷側に向かっていくキャットストリートの裏手、薬局とか写真屋さんがある通りに「shury」という古着屋さんがあるんですが、そこは表参道に来ると毎回寄ってしまいますね。2Fにあるお店なんですが、窓から見えたスタッフさんが可愛くて入って以来、そのスタッフさんも共通の知り合いがいたり仲良くなって通うようになりました。
あと、「NOAH CLUBHOUSE」も気になっているショップです。去年「NOAH」のビーニーを購入したときに初めて行ったんですが、雰囲気も良くて他のアイテムも集めたいですね。
ー表参道・原宿エリアの好きな過ごし方
休日は必ずネイルや美容院の予約を入れて、終わったら一人でゆっくりお買い物をするのが理想のルーティン。表参道・原宿はそれをいっぺんに叶えてくれる場所です。買い物する店は決めずに直感で。美容室はキャットストリート近くにある「siki」に通っています。
ご飯を食べるのを忘れてしまうくらい、服を見て回るのに夢中になってますね(笑)。
ー表参道・原宿に来る頻度は?
月に一回くらい。ネイルと美容室に合わせて来るようにしています。
ー初めて表参道・原宿に来たのはいつ?
初めて行ったのは小学校高学年だったと思います。姉と母とワクワクしながら竹下通りを巡って、ラフォーレへ行ったのを覚えています。
おしゃれで裏原好きだった姉におすすめしてもらって雑貨や洋服をたくさん買ってもらったことが嬉しかったですね。当時ラフォーレに入っていた「スイマー(SWIMMER)」*が特に好きでした。
*1987年に誕生し「ノスタルジックキューティ」をコンセプトに雑貨などを展開したブランド。2018年ブランド休止に伴いラフォーレ原宿と原宿アルタの店舗が閉店。2020年に別会社に事業譲渡されブランドが復活した。
ー表参道・原宿で印象に残っているエピソードを教えてください。
ここからすぐ近くの「RED PEPPER」というビストロで、さっきお話しした「siki」という行きつけの美容師の方と偶然お会いできたのは嬉しかったです。
しかも、素敵な空間だと思っていたら一緒に行った友達のお父さんが内装に携わっていたそうで。街に根付いたお店を通じて、自分の好きな人たちと繋がっている気がしてさらにお店のことが好きになりました!
ラザニアが最高においしいのでぜひ食べてみてください!
ーあなたにとって表参道・原宿とは?
新しい発見がある場所。おしゃれな人も物も、おいしい食べ物もたくさん集まっていて、行くたびになにか新しいトピックを見つけることができます。原宿と表参道の近さも散策しやすくて魅力的。たくさん歩いて自分だけの地図を埋めていくのが醍醐味だと思います。
ー最後に一言
私が所属している「CITEN(シテン)」というブランドのポップアップショップが東京メトロ表参道駅の「エチカ(Echika)表参道」にオープンしています。期間は7月31日までです。帰宅の途中や表参道に立ち寄った際はぜひ遊びに行ってみてください!
よくお似合いのジャージもCITENのもの。勝手にバッグや小物のイメージがあったけれど、杉本さんの着こなしを見るとアパレルも良い感じ。ジェンダーレスに着られる、ゆったりとしたシルエットが魅力だ。
CITENのポップアップストアは表参道駅B2F改札口のすぐ近く。A4、A5出口方面に向かっていくとある。帰り道や表参道に来たときは寄りやすいロケーションだ。
>>EDITOR'S VOICE
東京メトロ表参道駅付近でおしゃれな着こなしの杉本さんを発見。声をかけると彼女はOMOHARAREALでもニュース記事で紹介した「CITEN」所属のスタッフだった。現在は新宿にオープンしたばかりの「CITEN」の新店舗で勤務しているという。話を聞いていると共通の縁もあったり、表参道・原宿にも詳しく感心させられた。ポップアップとして7月末までオープンしている表参道駅の「CITEN」だが、ぜひ表参道・原宿エリアに常設店舗を出店する際には杉本さんにも参加していただいて、チームオモハラとして盛り上げてもらいたい。
Photo:Tota Mizutani
Text & Interview:Tomohisa Mochizuki