イノベーションの異端児が生んだ唯一無二のテクノロジー
グローバルフィットネスブランドのReebok(リーボック)が、2019年4月5日(金)よりB-SIDEにて期間限定ミュージアム「Reebok 90s House(リーボック ナインティーズ ハウス)」を開催する。
Reebokの最もアイコニックなモデルである「INSTAPUMP FURY(インスタポンプフューリー)」の誕生25周年を記念して開催されるこのミュージアムは、90年代のスポーツシーンを席巻したReebokが誇る2大テクノロジー「ザ・ポンプテクノロジー」と「DMX」にもフォーカスした展示になっている。
先月惜しまれながら閉店した「スターバックス コーヒー 表参道B-SIDE店」の跡地に完成したミュージアムの様子を、ひと足早くレポートする。
まず、会場に到着して目を引くのが出入り口前に停められた「INSTAPUMP FURY」のカスタムカー!同モデルの誕生25周年を記念して、ファーストカラーである”シトロン”のカラーリングで特別に製造されたものだそう。
ポンプフューリーファンにはたまらないはず...!
会場に足を踏み入れると、会場内に流れる90年代のアメリカンミュージックのせいか、一気にその時代にタイムスリップしたような気分になる。そんな中、まず目に飛び込んできたのは「ザ・ポンプテクノロジー」の展示だ。初めてこのテクノロジーが搭載された、1989年発売のバスケットボールシューズ「The Pump(ザ・ポンプ)」から、NBA史上最強と言われる伝説のセンター、シャキール・オニールのファースト・シグネチャーモデルまで、貴重なモデルが現物で並んでいた。
貴重なモデルがずらり
もちろんポンプフューリーも!
もちろんポンプフューリーも!
そのすぐ隣には、「ディーエムエックス・ムービング・エア・テクノロジー」通称”DMX”の紹介コーナーが。かつて、日本でも人気を集めたNBA選手・アレン・アイバーソンが広告塔を務めた「The Answer(アンサー)」や、Reebokの90年代ランニング部門の金字塔を打ち立てた「Daytona DMX(デイトナDMX)」など、こちらも貴重な代表作が展示されている。
フロアの奥に入ると、INSTAPUMP FURYを生み出したスペシャルチーム「Reebok Advanced Concepts(リーボック アドバンスト コンセプツ)」通称”RAC”をフィーチャーしたエリアに。RACの紹介から、INSTAPUMP FURY開発までの裏側、さらにファン必見のRACがデザインした未公開のプロトタイプが展示されるなど、見所満載なエリアとなっている。
お蔵入りとなった貴重なプロトタイプも
極めつけは、INSTAPUMP FURYのファーストカラーを考案したスニーカーデザインの巨匠、スティーブン・スミス氏が開発当時使用していたデスクを忠実に再現した一角。スミス氏が当時実際に使用していたという私物をわざわざ日本に持って来てくれたのだそう!
巨匠のデスクはこんな感じなのか...
スティーブン・スミス氏本人も来日し、会場に登場!
スティーブン・スミス氏本人も来日し、会場に登場!
2Fには、このミュージアムの開催を記念したスペシャルデザインの限定アイテムの展示も。こちらに展示されているアパレルの一部は、リーボック クラシックストア原宿をはじめ、atmos BLUE OMOTESANDOなどで販売される。
また、1FにはNYスタイルのピザ専門店「PIZZA SLICE(ピッツァスライス)」がこのミュージアムのために特別に作ったという、1990年代に大流行した「ピザトースト」の販売も。各日200食限定となるので、気になる方はお早めに!
香り豊かなコーヒーと一緒に味わって
その他にも、リーボッククラシックストア原宿で整理券をもらった先着300名に、注目アーティストの楽曲が収録された限定レコードを無料配布するサービスや、そのレコードのカバーにステンシルとスプレーを使用したグラフィティー体験ができるワークショップもオープンする。4月12日(金)には、次世代のヒップホップアーティストWILYWNKA(ウィリーウォンカ)と、注目のシンガーソングライターSIRUP(シラップ)のスペシャルコラボによるライブイベントの開催も決定。参加方法については、リーボッククラシックSNSより後日アナウンスされる。
時代の最先端をいくデザインで、発売当時絶大な人気を誇っていた「INSTAPUMP FURY」。この度、幻の初回生産版”プロトタイプ”が初復刻し、明日よりリーボッククラシックストアなどで数量限定販売されるので(1994年リリースにちなみシリアルナンバー付き1994足限定)、スニーカーファンは必見です!
■概要
Reebok 90s House
▪︎開催期間:2019年4月5日(金)〜14日(日)
▪︎営業時間:11:00〜20:00
▪︎会場:B-SIDE(東京都渋谷区神宮前5-11-2)
▪︎入場料:無料
Photo & Text:Mae Kakizaki