5.JEAN-PAUL HÉVINの「グラスピレ」
かき氷もジャン=ポール・エヴァンにかかれば、シックなグラスデセールに進化する。
“グラス ピレ オ ショコラ サレ”は一見するとムースだが、その下にはショコラの氷が潜んでいる。サクサクの氷になめらかなムース、濃厚なショコラも夏仕様で軽やかに。ムースには世界中の名シェフ達から愛されるノワールムティエ産の塩が加えられ、甘みを引き出すアクセントになっている。上にかけられたキャラメル風味のショコラが味に奥行きを出し、最後まで飽きさせない。
ひたむきに味を追求した、必要以上に飾らないミニマルな見た目に心が落ち着く。インスタジェニックなかき氷に食傷気味の方にぜひ食べてほしい、大人のグルメかき氷だ。
JEAN-PAUL HÉVIN 表参道ヒルズ店
昨年カフェスペースを併設しリニューアルした表参道ヒルズ店。イートイン限定のメニューのほか、ショーケースにはギフトにぴったりなショコラやケーキが並ぶ。
進化し続けるかき氷の“今”を徹底調査。
2018年の傾向を見ていると、流行に流されることなく店の個性を硬派に表現しているように感じた。
最先端をゆき、アイデアを生み出し続ける表参道・原宿では、かき氷を食べるだけでも、インスピレーションを与えてもらうことができる。
今年は他にも様々なかき氷が登場しているので、気になる方はこちらのニュースもチェックを。(ソルビン、Eggs'n Things、UN GRAINなど人気店の最新情報など多数掲載中!)
平成最後の夏、あなたもぜひ"かき氷HOPPING"を楽しんで!
Text:Mizuki Omotani