ミシュランシェフがメニューを創作
表参道GYRE4階のGYRE.FOODにて、社会へのサステナビリティ浸透を目的に設立された株式会社 BLOOMによるサステナビリティへの理解を促す企画「heeee!(へ~)」を、3月7日(火)から4月9日(日)までの期間で開催する。
本来食べられるのに捨てられてしまう日本の食糧廃棄量は、年間522万トン。こうしたフードロスの問題を、少しでも多くの人に気軽に体験してもらいたいという思いから実現した本イベントは、今回で二回目の開催となる。イベントでは、色や形がふぞろいというだけで廃棄される規格外食品を販売するなど、フードロス問題に取り組んできたOisix(オイシックス)が協力。“ふぞろい食材”たちが、おいしい料理となって登場する。創作を手がけるのは、GYRE.FOODにある『élan』『bonélan(ボネラン)』『uni(ユニ)』、3店舗のフードディレクションを担い、その中でミシュランガイド東京 2023にて一つ星を獲得したélanの信太竜馬シェフだ。
前回に引き続き、今回もélan、bonélan、uniが会場となる。uniでは、今回の企画に合わせプレートメニューを開発。春ならではのたっぷり野菜とミートボールを、規格外のトマトとじっくり煮込んだ、ご飯にも合う和洋折衷のプレートを提供する。さらに、持ち帰るサステナブル体験として、廃棄予定食材のみで作られたOisixのアップサイクルなスナックを Ecoバッグとセットで販売。他2店舗では、“無駄防止” という意味で名付けられたアンチガスピヤージュというコンソメスープが楽しめる。
また、会場ではアート×サステナビリティの施策も実施。uniに設置される椅子は、廃棄されるはずだったワイン輸送の際に使用される木製パレットを使用した、デザイン性の高いサステナブルチェア。廃材を使いながらも、日常生活の中に溶け込ませることのできるカッコいいサステナビリティの世界を披露する。
“循環”をテーマにした表参道のGYRE.FOODで、サステナビリティに関する「へ〜」を発信する本イベント。ちょっとしたことからはじめて、気軽に楽しくフードロス問題に取り組んでいこう。
■概要
サステナビリティイベント「heeee!( へ~)」
開催期間:3月7日(火)〜4月9日(日)
営業時間:店舗により異なる
開催場所:GYRE.FOOD
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE4F
※お出かけの際はマスク着用の上、こまめな手洗い・手指消毒を行い、混雑する時間帯、日程を避けるなどコロナウィルス感染症対策を十分に行いましょう。
>>EDITOR’S VOICE
GYREのほぼ向かいに位置する表参道ヒルズでは、加茂克也の展覧会を3月21日(火)より開催します。CHANEL、FENDIなど、数々のトップメゾンのコレクションでヘアデザインを歴任してきた加茂。約20年にわたる軌跡を追う、貴重な展示となっています。
Text:Arisa Watanabe
INFORMATION
表参道GYRE.FOODにて規格外食品で作られた料理を提供するイベント「heeee!(へ~)」第二弾を開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE4F
- 営業時間
- GYRE FOOD(élan /bonélan/uni)に準ずる
- 定休日
- GYRE FOOD(élan /bonélan/uni)に準ずる