ビームスT 原宿を卒業する石田さんにインタビュー
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。それぞれの街の楽しみ方を紐解けば、きっと私たちが知らない新しい魅力を発見できるかも。表参道・原宿を訪れた理由や、思い出など、それぞれの“オモハラ観”を聞く。
最新のウェアで街に繰り出すビームスT 原宿スタッフ、石田礼也さんをスナップ
名前:石田 礼也(いしだ れいや)
職業:ショップスタッフ(ビームスT 原宿)
住んでいるエリア:東京都・世田谷区
オモハラエリアの好きなお店:toxgo、時田屋、中華風家庭料理とも
Instagram:@jagzb_
ー今日は何しにオモハラへ来ましたか?
自分の職場が原宿なので、お昼ご飯のタイミングで外に出た所でした。暑いので涼しくなる食べ物でも食べようかと。 時間に余裕があるときやオフは3丁目のキラー通りをのぼった裏手、外苑前に近い「中華風家庭料理とも」まで足を伸ばしたりもします。ここのねぎそばは最高なんですよ。
ー表参道・原宿のエリアで気になるお店、ブランドはありますか?
ビームスT 原宿の近くにある「toxgo」は、セレクトするブランドやアーティスト系の商品が似ている部分もあるし、面白いブランドやアーティストをピックアップしているので、popupなどはいつもチェックしています。
アパレル以外の小物も魅力的な商品が多くて、toxgoで買ったラグは今でも重宝してます。
ー表参道・原宿エリアの好きな過ごし方
ビームスT 原宿でのイベントの打ち上げや、仕事後に「時田屋」で呑むのは定番コースです。料理は勿論おいしいし、優しいお母さんが作るお酒がまた酔うんですよね〜。
是非行って見てください。最高です!
ー表参道・原宿に来る頻度は?
職場が原宿なので、ほぼ毎日来ています。海外の方も多く観光地としても人気な原宿は、毎日に変化があり様々な事が起こるので面白いです。
ー初めて表参道・原宿に来たのはいつ?
高校1年生、16歳の頃です。当時、ヒップホップファッション誌の「woofin'」だったり「411」をよく読んでたので、スナップで声掛けられないかな〜なんて思いながらカッコつけて歩いた気がします(笑)。
ー表参道・原宿で印象に残っているエピソードを教えてください
ほかのビームスから、原宿勤務になった最初の日です。まさか自分が原宿で働く日が来るとは思わなかったのでとても緊張しました。ビームス本社もある創業の土地、しかもストリートやアートに精通している「BEAMS T」レーベルのショップで働けるというのも嬉しかったですね。
会社の諸先輩方と駅で会ったり、懐かしい友人と会うなど、僕にとっては皆んながいる街というイメージが原宿にありました。だからこそ、原宿への初出勤は感慨深かったです。
ーあなたにとって表参道・原宿とは?
自分の好きと得意を活かせる場所だと思います。全員がそうでは無いかもしれませんが、好きな事、得意な事を表現して戦っている方が沢山いる。そんな街だと自分は思います。
ーお気に入りアイテムについて教えてください
今季の「FAF(Fake ass flowers)」の2way クルーパーカです。シルエットやリブの切り返しなどディテールもこだわっていて、ボリュームのあるフードが個人的に気に入ってます。外して着る事も出来るので幅広いコーディネートに合わせられます。秋冬に本領発揮で活躍する1着ですね。グラフィックも良い感じです。
クリエイティブコレクティブ、YOUTHQUAKE(ユースクエイク)所属のKazuhoとTsukasaが手がける「FAF」のフーディ。他にはないディテールへのこだわりとグラフィックも魅力的。2021年にデビューした新進のブランドながらストリートでの人気を集める注目ブランドだ。
ー最後に一言
実は、9月でビームスを退社してオーストラリアに行く事になっています。何年後に帰って来るかは分かりませんが、帰って来る頃に表参道・原宿という街がどのように変わっているか、これからさらに活性化していくことを期待しているので、今から楽しみです。
僕も全力で楽しんできます!
>>EDITOR'S VOICE
OMOHARAREALでもお世話になっており、プライベートで足を運ぶことも多いビームスT 原宿。スタッフの石田さんはこの度ビームスを卒業し、オーストラリアへ渡るそう。そんなタイミングで街で出会い、スナップさせてもらえたのは光栄だ。店の付近で撮影しているとビームスT 原宿マネージャー・日下さんも登場し、その様子を見守る。石田さんが愛される存在だったことを感じた。オモハラの街で、進化した石田さんを僕も待っています!
Interview & Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:Yuya Kitagawa(OMOHARAREAL編集部)