
ダブルスーツが似合う!粋でいなせなKazuさんにインタビュー
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。みんな何をしにやってきて、どこへ行くのだろう?仕事?遊び?実際に住んでいる人もいるかもしれない。それぞれの街の楽しみ方を紐解けば、きっと私たちが知らない新しい魅力を発見できるかも。表参道・原宿を訪れた理由や、思い出など、それぞれの“オモハラ観”を聞いた。
ダブルジャケットをスマートに着こなす、小粋なKazuさんをスナップ
名前:Kazu
職業:ショップスタッフ(WISM)
住んでいるエリア:世田谷区
オモハラエリアの好きなお店:LHP 原宿
Instagram:@king.kazu_
ー今日は何しにオモハラへ来ましたか?
好きな人の誕生日なので、ドレスアップしてお出かけしに来ました。渋谷で焼肉を食べて、これからどうしようかなという感じで表参道を歩いていたところです。
ー表参道・原宿のエリアで気になるお店、ブランドはありますか?
僕がセレクトショップの「WISM」で働いているんですが、WISM以外だと「LHP 原宿」とか。親友がいるんでよく行きます。
ー表参道・原宿エリアの好きな過ごし方
散歩です。仕事の合間、いろいろなお店のリサーチを兼ねて歩いてみたり、道行く人たちのファッションを見るのが好きです。
ー表参道・原宿に来る頻度は?
働いているのでほぼ毎日です。
ー初めて表参道・原宿に来たのはいつ?
22歳の時、今から6年くらい前です。大学の卒業旅行で福岡から東京に来たときが初めての表参道でした。
ー表参道・原宿で印象に残っているエピソードを教えてください
やっぱりいちばん最初に来た時ですね。ストリートスナップのイメージが強かったんですけど、本当にいろいろなスタイルの人がいて刺激的でした。
思い返してみると、そこから自分も上京して今では働いているのが不思議な感覚です。インタビューしてもらって当時のことを思い返すことができたので、今日のことも記憶に残っていくと思います。
ーあなたにとって表参道・原宿とは?
ファッションの中心の街であり、初心と成長の間にサンドされた街。その過程に挟まれている時間が、ファッションにおいても感覚においても自分の感性を磨いてくれるような場所である気がします。
初心者にとっては吸収できるものが多いし、ある程度慣れるとレベルアップさせてくれる。そんな懐の広さが魅力の街だと思います。
ー今日のお気に入りアイテムは?
ネクタイです。福岡の先輩から買った大切なもので、今日は何年かぶりにドレスアップしたんですが、大切な日には身につけるようにしています。
ー最後に一言
「WISM」渋谷店にぜひ立ち寄ってください。自分でも「O.C.M」というブランドをやっています。展示会ではよろしくお願いします。
>>EDITOR'S VOICE
爽やかな色味のダブルジャケットスーツを着こなすKazuさん。いったい何者なんだ。と、思ったらセレクトショップ「WISM」ショップスタッフさんでした。大切な人の誕生日にドレスアップなんてやることが粋。そして表参道・原宿について話してくれるときも気の利いた言葉を選んでくれる、そんなKazuさんのスタイルもだけれど人柄にグッと惹きつけられた。懐広い表参道・原宿に磨かれた、男の懐もまた広いのである。
Interview・Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:Yuya Kitagawa(OMOHARAREAL編集部)