赤髪ポップパンクなNOAHプレス、KENSHIさんをインタビュー
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。ふと、みんな何をしにやってきて、どこへ行くのだろう?仕事?遊び?実際に住んでいる人もいるかもしれない。それぞれの街の楽しみ方を紐解けば、きっと私たちが知らない新しい魅力を発見できるかも。表参道・原宿を訪れた理由や、思い出など、それぞれの“オモハラ観”を聞いた。
春の陽気に赤髪が映える。ランチに出ていたNOAH PR、KENSHIさんをインタビュー
名前:KENSHI(米村健史)
職業:会社員(NOAH Japan PR)
住んでいるエリア:世田谷区
オモハラエリアの好きなお店:PROV,大衆食堂 BEETLE 原宿,カフェ・ルイジ (CAFE LUIGI)
Instagram:@kenshi.yonemura
ー今日は何しにオモハラへ来ましたか?
昼休みにランチに出てきました。昼ごはんはOMOHARAさんの範囲外なんですけど、そこから仕事の関係もあってチャリで自分がPRを担当している「NOAH CLUBHOUSE」まで出てきたところです。
ー表参道・原宿のエリアで気になるお店、ブランドはありますか?
自分がよく行くのはNOAHからもほど近い、主にスケートブランドを取り扱うショップ「PROV(プルーヴ)」ですね。店同士も仲が良くて、毎週店舗周辺のクリーンアップを一緒にやっています。NOAH CLUBHOUSEのインスタグラムで、交流のあるクリエイターやショップを紹介している企画「Our Community with Local」でも紹介させてもらいました。
ー表参道・原宿エリアの好きな過ごし方
この辺だったら、ビートル(大衆食堂 BEETLE原宿)で定食を食べたあとに、ルイジ(カフェ・ルイジ)のカフェモカを飲むのが完璧な昼のコースです。
ー表参道・原宿に来る頻度は?
オフィスはギリ神宮前じゃないんですけど、ほぼ原宿(笑)。なので週5日です。
ー初めて表参道・原宿に来たのはいつ?
上京してすぐ、19の頃です。スケートを一緒にやっている友達がさっき話してた「PROV」に連れて行ってくれたんですよ。その時、街を歩いた印象はチャリ乗りからスケーター、ラッパーみたいなストリートな人たちもいたし、プレッピーなスタイルでバッチリキメたおしゃれな人たちもたくさんいて、色んな人たちが集まっているんだと感心しました。
「PROV」は当時からいわばスケート好きな人たちの溜まり場のような場所だった。世代関係なく初めて会う人たちと仲良くなれたし、居心地が良かった覚えがあります。だから、「NOAH」よりも付き合いで言えば長いし、今も仲良くしてもらえているのは嬉しいですね。
ー表参道・原宿で印象に残っているエピソードを教えてください
当時、表参道でスケートしてたら警察の人に怒られてパトカーに乗せられちゃったことはあります。結局注意されただけで解放されたんですけど、終電逃しちゃって表参道から家までプッシュして帰りました。夜の表参道を見ながら都会に生きてるなあって感じでしたね。ギリ未成年(当時)のときの話なんでセーフでしょ?(笑)。
ーあなたにとって表参道・原宿とは?
公私混同できる街。もちろんいい意味で。遊びが仕事になったり、仕事で出会った人と遊ぶようになったりする。「NOAH」で働くようになってから久しぶりに会う人もいて、「みんな原宿に来てるんだ」っていう発見もありました。仕事と遊び、両方の感性を磨ける場所です。
ー最後に一言
原宿に来たらぜひ「NOAH CLUBHOUSE」へ。普段オフィスですが店にもたまにいます。
今シーズン「NOAH」はキルティングジャケットで有名なイギリスの老舗ブランド「ラベンハム(LAVENHAM)」とコラボ。質実なものづくりへのリスペクトを感じる魅力的な1着だ。白という潔いカラーがKENSHIさんの赤髪に似合う。
■記事内紹介店舗サイトURL:PROV
>>EDITOR'S VOICE
もともとはスケートボードをきっかけとして、原宿の街と関係を築いてきたKENSHIさん。今ではそこで働く1人としてブランドの魅力を、ひいては街の魅力を発信している。すれ違う人や若いスケーター、店から顔を覗かせるスタッフと気さくに挨拶を交わし、さらには紹介してくれたりもする。NYはマンハッタン・マルベリーストリートに拠点を構え“ローカルコミュニティ”を大切にする「NOAH」のマインドが海を越え、ここ原宿でもオーガニックに引き継がれているのを感じた。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部