スケートとファッションを楽しみ、彫り師を目指す絵吉さんをスナップ
日々、さまざまな人たちが集まる表参道・原宿エリア。ふと、みんな何をしにやってきて、どこへ行くのだろう?と当たり前すぎて見過ごしていた疑問が浮かんだ。仕事?遊び?実際に住んでいる人もいるだろう。それぞれの街の楽しみ方を紐解いていくと、きっと私たちが知らない新しい魅力を発見できるかも。というわけでOMOHARAREAL編集部員が街に出て、気になる人にミニインタビューを敢行。「HANGOUT OMOHARA」と題して、表参道・原宿を訪れた理由や、思い出など、それぞれの“オモハラ観”を聞いてみた。
炎天下の中、スナップハントするためキャットストリート周辺をウロウロしているとNANZUKA UNDERGROUNDの通り、「Radiall Headshop」前で良い雰囲気を醸し出している絵吉さんを発見。店で売っている「ICETACHE(アイスタッシュ)」のアイスキャンデーで涼みながら、スナップに参加してもらった。
アパレルスタッフとして仕事しながら、彫り師を目指して修行中の絵吉さんにインタビュー
名前:絵吉
年齢:24歳
職業:アパレルショップスタッフ(Radiall Headshop)
住んでいるエリア:世田谷区
オモハラエリアの好きなお店:HOTEL DRUGS
SNSアカウント:@eyoshiskatecrew
ー今日は何しにオモハラへ来ましたか?
ここ「Radiall Headshop」で働いています。以前は少し離れたところから通っていたんですが、最近世田谷に引っ越して、原宿に来やすくなったのでだいぶ調子良いです。
ー表参道・原宿のエリアで気になるお店、ブランドはありますか?
ショップから行きやすいということもあって、よく行くコーヒー屋さんはHOTEL DRUGS、スケートショップだとゴールデンエイジですね。ゴールデンエイジは鍼灸接骨院が併設されている、面白いスケートショップです。ご飯だと、とんちゃん通りの昭和軒によく行きます。
ー表参道・原宿エリアの好きな過ごし方
スケボーです。あとは、店に色々な人が来てくれるので、そういった人たちと話すのが好きですね。北海道札幌市にある、HOTBOWL skate parkオリジナルのアイスキャンディ「ICETACHE」を店で販売しているので、今の時期はそれを食べながら一服するのが良い感じです。服を見るついでに、アイスを食べるだけでも寄ってもらえれば。
ー表参道・原宿に来る頻度は?
週4日〜5日くらい。
ー初めて表参道・原宿に来たのはいつ?
今から、7、8年前。16歳の頃です。友達に誘われてスケートショップに行ったのが最初です。もうなくなっちゃったんですけど、今NOAH CLUBHOUSEがある横に「HAWK」っていうスケートショップがずっとあって、そこに友達が通ってたんですよ。誘われるまま、ついていったのが最初です。
ー表参道・原宿で印象に残っていることはありますか?
やっぱり初めて「HAWK」に入ったときですね。最初はめっちゃイカつい雰囲気で怖かったんですけど、今も原宿のスケート&アパレルショップPROVで働く先輩スケーターが当時そこで働いてて、「好きなの選びなよ」って言われたのが印象に残っています。自分で選んで、組んでもらったデッキはめちゃくちゃテンションアガりました。
ーあなたにとって表参道・原宿とは?
スケボーの原点であり、今は働く場所。仲間と会える場所でもあります。
ー最後に一言!
自分は彫り師を目指して修行中の身なんですが、絵を習っている先生が「Radiall」にアートワークを提供したロンTを販売中です。スケートカルチャーが濃密に詰まったデザインになっています。自分が仲間とやっている、スケートとアートのコレクティブ「COSMOS UNDERGROUND」もチェックしてほしいです。@cosmos_underground
CHEVY BOWL クルーネック ロングスリーブTシャツ 8,800円(税込)
>>EDITOR'S VOICE
KUUMBAの香り漂うカルチャーが詰まったショップで働き、ファッションとスケートを楽しみながら彫り師になるため絵の修行を重ねる絵吉さん。馴染みの店を聞けば、ローカルに根差す粋な店が多いのもさすがだ。HOTEL DRUGSに昭和軒も渋いが、やはり気になったのは鍼灸接骨院が併設されているというスケートショップ、ゴールデンエイジだ。一体なぜなのか?スケートボードの調子だけではなく、身体の具合まで見てくれるなんて最高である。場所は神宮前3丁目ということで、OMOHARAREALでもぜひ取材させてもらいたいショップだ。
Text:Tomohisa Mochizuki