面から空間へと広がる不思議な世界
アーティスト・MAOKA UEDAの東京初個展『The Catcher in the Mirage』が、南青山のMA5 GALLERYにて開催。2023年9月16日(土)~9月24日(日)まで。
MAOKA UEDAは、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズのFoundation course、ロンドン大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツのGraphic Design and Communication学科にて、計5年間ロンドンでアート&デザインを学んだ経歴を持つアーティスト。直近ではファッション・ライフスタイル・ アートを中心に総勢250組のクリエイターが集い、1万人の来場者が訪れるクリエイションの祭典「NEW ENERGY TOKYO」のメインビジュアルを手がけている。
UEDAが、英・ロンドンにてアートとグラフィックを学んでいた当時、突如として目の前に現れた、見えるはずのない曼荼羅模様。その正体を確かめるために、絵に落とし込むことを試みたのが、現在の作風で描き始めるきっかけとなったのだという。見える線を中心から螺旋状に繋ぎ合わせていくと、生き物のような物体が黄金比を保ちながら徐々に浮かび上がってくる、そんな一連の作業についてUEDAは「記録し物質化しなければそれらは存在しないまま、まるで蜃気楼のように姿を消してしまう。キャラクター化すること、それは私にとって昇化であり、道化であり、象徴化でもある」と語っている。
東京初個展となる本展では、新作約15作品を展示。UEDAが作品を描き続けるための永遠のテーマであり、また自身が絵を描き続ける最中のその様を『The Catcher in the Mirage』(蜃気楼の中のキャッチャー)というタイトルで表現し、曼荼羅シリーズをはじめ、その他スタイルの作品や油絵なども展示する。
注目アーティスト・MAOKA UEDAの記念すべき東京初個展。南青山・MA5 GALLERYで、点から線、線から面、そして個展ならではの面から空間へと広がるその世界を、存分に感じてみてほしい。
■概要
『The Catcher in the Mirage』MAOKA UEDA
開催期間:2023年9月16日(土)~9月24日(日)
場所:MA5 GALLERY
住所:東京都港区南青山5-10-17
時間:12:00〜20:00 ※最終日のみ19:00まで
入場料:無料
>>EDITOR’S VOICE
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※敬称略
Text:miwo tsuji
INFORMATION
MAOKA UEDAの東京初個展が南青山・MA5 GALLERYで開催 曼荼羅シリーズなどを展示
- 住所
- 東京都港区南青山5-10-17
- 営業時間
- 12:00〜20:00 ※最終日のみ19:00まで
- 定休日
- 不定休
- 開催期間
- 2023年9月16日(土)~9月24日(日)
