向かいの空き地には巨大ビルボードが登場
現代美術作家・小畑多丘(TAKU OBATA)と、世界的な人気を誇る原宿発のウェアブランド「NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)」とのコラボレーションを記念した展覧会「NBHD TAKU OBATA 展」が、神宮前のオン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリー(ワタリウム美術館 B1F)にて開催。2023年9月1日(金)〜9月24日(日)まで。
小畑多丘(TAKU OBATA)は、1980年生まれの現代美術作家。B-BOYをメインテーマに掲げた木彫を中心とした作品を発表し、近年ではドローイングや版画作品などその活動範囲を広げている。本展では、小畑自身が憧れだと語るブランド「NEIGHBORHOOD」とのコレクションのため、100点以上に及ぶドローイングを制作。ドローイング原画や限定版スタチューをはじめ、メインモチーフとしてフィーチャーされている3Dイメージの展示を行う。この3Dイメージを取り込んだシリーズは今回のコレクションに展開され、平面/立体の境界を超えるユニークなグラフィックのストリートウェアとしてもリリースされる。
会場ではドローイング作品以外にも、近年小畑が積極的に試みているモノタイプ作品、代表作のB-BOY彫刻や、その限定版スタチューの展示、またNEIGHBORHOODとのコラボレーションによる衣類、ポスター、ステッカー、ZINE 、マグカップなど、展覧会を記念したオリジナル・グッズを展示・販売予定。
また、ワタリウム美術館の向かいの空き地(かつてキース・ヘリングの壁画が描かれていたビルの跡地)には、小畑による巨大なビルボードが登場し、アナグリフによる立体視を用いたドローイングがオーバーサイズのミュラルとしてキラーストリートを飾る。
屋外展示から始まり、神宮前のオン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリーと続く、平面・立体の境界を超えるユニークな試みを体験しよう。
■画像クレジット
1.©TAKU OBATA: Drawing
2.©NEIGHBORHOOD, ©TAKU OBATA: BUTTAI
3.©NEIGHBORHOOD, ©TAKU OBATA: B GIRL “MAKKURO”
4.©TAKU OBATA: Monotype
6.©NEIGHBORHOOD, ©TAKU OBATA
■概要
NBHD TAKU OBATA 展
開催期間:2023年9月1日(金)〜9月24日(日)
時間:11:00〜20:00
場所:オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリー(ワタリウム美術館 B1F)
共催:NEIGHBORHOOD
>>EDITOR’S VOICE
オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリーの上階、ワタリウム美術館では「山田寅次郎展 茶人、トルコと日本をつなぐ」が開催中。日本とは異なる文化や歴史を感じながらも、どこか親しみを感じる異国の地・トルコに想いを馳せてみては?
※敬称略
Text:miwo tsuji
INFORMATION
小畑多丘 × NEIGHBORHOODのコラボ記念展がオン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリーで開催 オリジナルグッズも販売
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3-7-6ワタリウム美術館B1F
- 電話
- 03-3470-1424
- 営業時間
- 11:00〜20:00
- 定休日
- 会期中無休
- 開催期間
- 2023年9月1日(金)〜9月24日(日)