
土とロボット、その関係は?
2021年3月26日(金)~4月4日(日)、キャットストリートのイベントスペース「THE CORNER」にシャンパンブランド「MOËT & CHANDON(モエ・エ・シャンドン)」のコンセプトストアがオープン。OMOHARAREAL編集部は前日の内覧会に参加。そこで見たものとは…?
1743年にフランスで創業したモエ・エ・シャンドン。今回のコンセプトストアは、ブランドを代表するシャンパン「モエ アンペリアル」のグローバルコラボレーションボトルの発売を記念したものだ。長い歴史を振り返っても、このようなコラボはブランドにとって初めての経験なのだとか。
ボトルデザインを手掛けたのは、ファッションブランドAMBUSH(アンブッシュ)®のクリエイティブディレクターであり、Dior Menのジュエリーディレクターも務めるYOON(ユン)。
世界中で親しまれているアイコニックなボトルは今回、ネックがゴールドから漆黒に、エチケットが純白のエンボス加工が施されたものにチェンジ。YOONはコラボボトルをデザインするにあたり「最も挑戦的だったのは、伝統が感じられるアイコニックな部分は残しつつ、私の考える美しさを取り入れることでした」と語っている。
コンセプトストアの特徴はラボをイメージした近未来的な空間。ボトル購入(*1)の際にはロボットアームが商品をピックアップし、ベルトコンベアに乗せてこちらまで届けてくれる。ロボットの足元には土が敷き詰められており、ブランドが大切にしてきたテロワール(大地)と未来のテクノロジーとの共存を感じることができる。
*1…購入の場合はモエ・エ・シャンドンLINE公式アカウントで要予約
ロボットアームのインスタレーションを見学した後は2階のバースペースへ。奥のモニターに映っているのがボトルデザインを手掛けたYOONだ。
2階ではモエ アンペリアル、オリジナルカクテル、そしてYOONセレクトのペアリングスナックを楽しむことができる。
バースペースには、グローバルコラボレーションのアンバサダーを務める岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE / EXILE)をはじめ、関口メンディー、MIYAVI、水原希子、VERBALのサインボトルも展示。
こちらはデザイナー・YOONのサインボトル。サインとともに記された「STEP FORWARD」という言葉には「誰もが切り拓くことのできる未来へつながる窓」という意味が込められているそうだ。
キャットストリート周辺は流行を発信する新しいお店と老舗が共存するエリア。モエ・エ・シャンドンも長い歴史がありながら革新的なデザインや近未来的なテクノロジーとともにその世界観を発信しており、新旧が融合されたこの街と通ずるものがあるようだ。20歳以上ならぜひ訪れて、伝統と未来を感じてみてほしい。
※敬称略
■概要
MOËT & CHANDON x AMBUSH コンセプトストア
開催期間:2021年3月26日(金)~4月4日(日)
会場:THE CORNER
住所:東京都渋谷区神宮前5-29-1
営業時間:12:00~20:00(土日 11:00~)※いずれも最終入場19:30
入場料:無料
商品価格:モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル DESIGN BY AMBUSH 750ml ¥6,700(税抜)
※人数制限を設けて予約制での実施となります。入場および商品購入に関する詳細はモエ・エ・シャンドンLINE公式アカウントより。
※当日空きがある場合は予約なしでもご入場いただけます。
Text:Natsuno Aizawa