【2024/3/6追記】「JOINT HARAJUKU」の展示のみ3月10日(日)まで会期を延長
新鋭とUKレジェンドが裏原で交わる
神宮前4丁目「KIKS LAB」2Fの複合スペース「PROJECT LAB.(プロジェクトラボ)」と同じく4丁目にあるギャラリー「JOINT HARAJUKU(ジョイントハラジュク)」の2会場で、1980年代UKグラフィティの第一人者「SHEONE」と日本を拠点とするアーティスト「JOHN125」とのコラボレーション展が開催。期間は2024年3月1日 (金)〜3月3日(日)の3日間。
SHEONEの名で知られる「James Choules(ジェームス・シュールズ)」は、流れるようなタッチのスプレーペインティングを特徴とし、1980年代初頭のイギリスにてストリートアートを牽引してきたアーティスト。水しぶきを連想させるような抽象的なペインティングで知られるレジェンドだ。今回の展示は、東京を拠点とし、自身が撮影した写真にタギングやペインティングを組み合わせた独自の作品で知られる「JOHN125」とのコラボレーションとなる。
本展の見どころは、SHEONEが現在拠点とするバルセロナのスタジオにJOHN125が滞在し、共同制作した作品群。2人のコラボ作品展示が実現するまでには、長い年月が流れている。始まりはJOHN125が16歳の時に雑貨屋でふと手にしたグラフィティ本。「SHEONE率いるROCK GROUPの作品を目にし、どのグラフィティとも異なるアブストラクトなスタイルに瞬く間に魅了された。」と当時の衝撃を振り返るJOHN125。
その後、SNSを通じ、JOHN125のステッカー作品投稿へのSHEONEのリアクションが、交流のきっかけに。そして去年、「展示を視野に作品作りを」と話が進んだことが、バルセロナでの制作及び本展開催へと繋がった。「高校生の時の自分には想像すら出来なかった展示。」とJOHN125自らSNSにて思いの丈を語っている。
本展では、各会場で異なる作品を楽しめるのもポイント。カルチャーの発信拠点「PROJECT LAB.」と、ヒトやモノ、カルチャーや思想を繋ぐスペース「JOINT HARAJUKU」は、コラボ文化をオーガニックに生み出してきた裏原エリアにある。そんな場所で今、鋭い感性を持つ者同士が時代を超えて手を取り合った。それぞれのコンセプトを持つ会場を行き来して、その瞬間の目撃者となろう。
■概要
SHEONE × JOHN125
開催日:2024年3月1日 (金)〜3月3日(日)
開催場所:
PROJECT LAB.
JOINT HARAJUKU
※「JOINT HARAJUKU」の展示のみ3月10日(日)まで会期を延長
住所:
【PROJECT LAB.】
東京都渋谷区神宮前 4-32-4 KICKS LAB. 原宿店2F
【JOINT HARAJUKU】
神宮前4-29-9 2F
開催時間:
【PROJECT LAB.】
13:00 〜 19:00
【JOINT HARAJUKU】
13:00〜23:00
定休日:土曜日
※JOINT HARAJUKUのみ休業。PROJECT LAB.は営業
オープニングレセプション:3月1日(金)
18:00〜21:00 at PROJECT LAB.
Text:Rumi Hasegawa
Edit:Tomohisa Mochizuki
※敬称略
INFORMATION
【会期延長】神宮前・裏原エリアでSHEONEとJOHN125のコラボ展が同時開催 3日間の貴重な共演
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前 4-32-4 KICKS LAB. 原宿店2F
- 電話
- 03-6459-2124
- 営業時間
- 13:00 〜 19:00
- 定休日
- なし
- 開催期間
- 2024年3月1日 (金)〜3月3日(日) ※「JOINT HARAJUKU」の展示のみ3月10日(日)まで会期を延長