枠にとらわれない自由なジュエリー
南青山のFeb gallery Tokyoで、ジュエラー渡邉良太をキュレーターとして迎えたコンテンポラリージュエリー展「YES! THIS IS JEWEL. - Wrapped in impact -」を、6月17日(土)〜7月2日(日)の期間で開催する。
渡邉良太は、1997年愛知県生まれのジュエリー作家。2020年「日本ジュエリー展 under26賞」の受賞を皮切りに、国内外で作品を発表している。今回は、渡邊をはじめとする15名の作家の作品を展示販売する。ファッション、 アート、富、信教、全てと隣り合わせに独自の歴史を刻んできたジュエリー。今も自由に挑戦的に発展し続けるそれを、会場で直接楽しめる展覧会となっている。
キュレーターを務めた渡邉は本展について
「ジュエリーと聞いて何を思い浮かべますか? 金を使った宝石が散りばめられたネックレスやリングなどを想像する方が多いと思います。しかし、それはジュエリーの一面に過ぎません」としつつ、「私たち人間は思いや記憶など目に見えない物にも価値を感じます。アートの本質とは心に衝撃を与える事。どんなインスピレーションでどんなコンセプトなのか。制作した背景にも目を向けてみて下さい。より深く知る事で哲学という衝撃に触れられます。ジュエリーを装う事でその哲学を纏い、別の誰かと衝撃を共有する事ができるのです」
と、アートとジュエリーのあり方についてステートメントに寄せている。
ファッションもアートも最先端のものが集う南青山で、ジュエリーの固定概念を覆す、気鋭な作家と作品たちがFeb gallery Tokyoに集う。普段目にするジュエリーとは一線を画した、素材や技法にとらわれない自由なジュエリーの数々に衝撃を受けるだろう。
■概要
YES! THIS IS JEWEL. - Wrapped in impact -
開催期間:6月17日(土)〜7月2日(日)
営業時間:13:00〜20:00
開催場所:Feb gallery Tokyo
住所:東京都港区南青山4-8-25
>>EDITOR’S VOICE
Feb gallery Tokyoから表参道駅方面に向かって8分ほど歩いた場所にあるプラダ青山店では、ビデオアートの先駆者、ダラ・バーンバウム(Dara Birnbaum)の個展を開催中。メディアアートの基礎を作り上げたアーティストの作品を、会場全体で体感できる展示となっています。
Text:Arisa Watanabe
INFORMATION
南青山のFeb gallery Tokyoでコンテンポラリージュエリー展を開催
- 住所
- 東京都港区南青山4-8-25
- 営業時間
- 13:00〜20:00
- 定休日
- 月曜・火曜
