「ほんとうの日本」を写真をもとに追体験する。
岡本太郎記念館(東京・南青山)にて、企画展「日本の原影」を10月30日(水)〜2020年2月24日(月祝)まで開催する。この記念館は、もともとは岡本太郎氏の住居兼アトリエだった建物を改装してできた場所だ。
この企画展では、岡本太郎氏が1950年代から60年代にかけて撮影した縄文土偶や東北、沖縄の写真をもとに追体験できる。「日本とはなにか」を問い続けた岡本太郎氏が、1951年に上野の東京国立博物館にて縄文土器を偶然、眼にする。そこで、わびさび型の日本の伝統美とは真逆の美意識を見出し、これこそが、「ほんとうの日本」だと直観したのだ。
さらに東北と沖縄を巡り、オリジナルの日本、忘れられた日本、すなわち「ほんとうの日本」を発見する旅となった。そして、太陽の塔をはじめ、自らの芸術創作が出来上がっていったのだ。
会場では、ジャズベーシスト・須川崇志氏によるオリジナル曲が流れるので、音を楽しみながら過ごしていただきたい。岡本太郎氏の眼が切り取ったぶ厚く豊かな日本を追体験しよう。
概要
「日本の原影」
開催期間:2019年10月30日(水)〜2020年2月24日(月祝)
営業時間:10:00〜18:00
会場:岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19)
入場料:一般 ¥650( ¥550)小学生 ¥300(¥210)
※( )内は15人以上の団体料金
>>EDITOR’S VOICE
岡本太郎記念館の周辺にある、おすすめの和菓子店をご紹介。
南青山にあるHIGASHIYA manにて「柿衣」、「栗蒸羊羹」、季節の生菓子の3種類の和菓子を販売中。11月7日までの和菓子もあるのでお早めに。
Text : Ayaka Hashida
INFORMATION
岡本太郎氏が発見したものとは!記念館にて企画展を10月30日(水)〜2020年2月24日(月祝)まで開催。
- 住所
- 東京都港区南青山6-1-19
- 電話
- 03-3406-0801
- 営業時間
- 10:00〜18:00
- 定休日
- 火曜日(祝日の場合は開館)