「歴代最高の表参道・原宿」に込めた想い
初めまして。表参道&原宿のローカルメディア「OMOHARAREAL」編集長の黄孟志(コウ タケシ)と申します。おかげさまでOMOHARAREALは2016年6月のローンチから丸3年が経ち、ようやく"街のメディア"としての基盤が整ってきたという手応えを覚えるとともに、新たなフェーズへ突入する局面を迎えていると感じています。
より影響力を持ち、かつ持続可能なメディアへと成長するために、今後、共にメディアを育てるスタッフ、また共に街を盛り上げてくださるスポンサー企業様を積極的に募集してまいります。
つきましては、我々がなぜOMOHARAREALを運営しているのか。そして、これから何をしようとしているのか。ここでお伝えすることで、共感してくださる“未来のパートナー”の方々と出会えたらと願っております。
■なぜ「OMOHARAREAL」は存在するのか
当初OMOHARAREALは「この街を好きな人のためのメディアをつくろう」というシンプルな想いでスタートしましたが、現在は「歴代最高の表参道・原宿を、メディアの力でつくる」というVISIONを設定し、強い意志を持って運営を行っています。このVISIONに至るまで、手探りで人・場所・出来事の取材・執筆を行いながらメディア運営を行った2年間は、我々にとって街を理解するための非常に重要な期間でした。
特に、この街の時代を築き、現在も支えている「伝説の人物」と呼べる方々が、まだできたてのWEBメディアに、次々と快くご出演してくださることからは、「この街がどれだけ特別な場所か」を何度も実感させていただきました。
ファッションデザイナー・菊池武夫さん
空間プロデューサー・山本宇一さん
そして、この街がなぜ特別で、ここまで多くの方々に愛されているのか。
それは、この街が、素晴らしい歴史を積み重ねながら、その時代のDNAを守り続けているから。
そんなひとつの答えに辿り着きました。
日本初のフリースタイリスト・高橋靖子さん
複合文化施設「SPIRAL」館長・小林裕幸さん
この気付きを経て、3年目を迎えたOMOHARAREALは「歴代最高の表参道・原宿を、メディアの力でつくる」をVISIONとして掲げることに。
最先端のクリエイターが集まり夢を叶えた70年代、DCブランドで日本中を熱狂させた80年代、裏原ブームで世界中のストリートを変えた90年代…誇りを持って語られるいくつもの歴史を重ねてきたこの街でだからこそ、様々な黄金時代の延長線上に、今、過去に負けない新しい時代をつくりたい。それこそが街のブランドを守ることだと思ったのです。ライバルは世界中のどの街でもなく、過去の表参道・原宿です。
雑誌『STREET』『FRUiTS』創刊者・青木正一さん
編集者/フォトグラファー米原康正さん
大型商業施設の増加、グローバル化、SNSの台頭によるスナップ文化の衰退など、様々な要因によりこの街は確かに変容していて、もう“あの時代”に引き返すことは難しいでしょう。しかし、そんな今だからこそ、この街の持つDNAとの化学反応を起こし、新たに生まれる黄金時代もあると確信しています。
実際、今の表参道・原宿には、ソーシャライジング(等身大の社会貢献)をテーマにしたブティックホテル「TRUNK(HOTEL)」や、食を通して社会的なメッセージを発信する屋台村「COMMUNE 2nd」など、この時代ならではの、この街にあるべきカルチャースポットが続々と誕生し、感度の高い人々が世代や国籍を超えて集まっています。
ブティックホテル『TRUNK(HOTEL)』創業者・野尻佳孝さん
渋谷区長・長谷部健さん
これらのすでに点在している街の価値はもちろん、これから輝こうとしている街の原石も含めて敏感にキャッチ&発信する。その発信を通して、共感する人々をこの街に集めるとともに、街にいる人々や店同士の横の繋がりをつくる。企業や行政も巻き込む。
そんなメディアの役割を通して「歴代最高の表参道・原宿」を実現させるための渦をつくっていくことが、OMOHARAREALの存在意義だと考えています。
ファッションブランド『#FR2』創業者・石川涼さん
ヘアスタイリスト・奈良裕也さん
■どうやって「歴代最高の表参道・原宿を、メディアの力でつくる」のか
では、これから我々はどうやって「歴代最高の表参道・原宿」の実現を加速させていくのか。
考えた結果、このたび「2020年代に街が達成すべき8つのMISSION」を発案し、掲げることに。
メディアとして皆様を巻き込みながら、これらのMISSIONに取り組むことで、「新時代」が生まれやすい街の環境をつくりたいと考えております。
【MISSION.1】
誰もがチャレンジできる街に
〜年齢、国籍、ジェンダー、宗教、ライフスタイルの違いなどに捉われず、新たな取り組みを応援する〜
【MISSION.2】
ソーシャルグッドな街に
〜街の発展が社会・地球の不利益になってはいけない。世の中の向上に繋がるべき〜
【MISSION.3】
パートナーシップのある街に
〜企業・店・地域団体の繋がりをつくり、一丸となることで大きな可能性が生まれる〜
【MISSION.4】
カルチャーの生まれる街に
〜多様なカルチャーを生み出し続けることこそが街のアイデンティティ〜
【MISSION.5】
アートで溢れる街に
~クリエイティブなエネルギー、自由なメッセージを、もっと身近に~
【MISSION.6】
世界を驚かせる街に
〜訪日外国人たちはまだまだ、この街の本当の魅力を知らない〜
【MISSION.7】
夜も活気のある街に
〜未来をつくる夢は夜に生まれる〜
【MISSION.8】
天気に負けない街に
~灼熱の日も雨の日も、訪れる人を憂鬱にしてはいけない〜
上記が、OMOHARAREALがみなさんと力を合わせて達成したい、いや、達成すべきだと考える「20年代の街のMISSION」です。我々は今後、これらの指針を軸に人、店、ブランド、企業、地域団体、行政を巻き込みながら、情報発信を行い「歴代最高の表参道・原宿を、メディアの力でつくる」の実現を目指します。
■ご興味を持ってくださったみなさまへ
つきましては、冒頭でお伝えした通り、我々はこれから、より影響力を持ち、かつ持続可能なメディアへと成長するために、共にメディアを育てるスタッフ、また共に街を盛り上げてくださるスポンサー企業様を募集しております。
★スタッフご希望の方へ
街を代表するあの人へのインタビュー、街の魅力を様々な角度から読み解くコラム、街の気になるスポットやイベントのレビュー、街の未来を知らせるニュース…etc.。「表参道&原宿のWEBメディア」として何を発信すべきかを自ら考え、記事の企画・制作を行ってくださる仲間を探しています。個人的には、次期編集長を担うような気概のある方とご一緒できたらと思っています!
★企業様へ
貴社のブランディング・認知向上と地域活性(「20年代の街のMISSION」への貢献)を両立させる、“街のメディア”ならではのタイアップ企画をご提案いたします。御社のサービスや商品の特徴とOMOHARAREALの強み(制作力・発信力・街のみなさまとの関係値)を掛け合わせたコラボレーションで、カルチャー・トレンド感度の高い読者たちに深いインパクトを与えながら、街を発展させていけたらと考えております。
下記メールアドレスまで、お気軽にお問い合わせください。
info@omoharareal.com
我々が「歴代最高の表参道・原宿」という言葉に込めた想いを読んでいただき誠にありがとうございました。
今後とも、OMOHARAREALを、どうぞよろしくお願い申し上げます。
Text:Takeshi Koh