SPIRAL館長・小林裕幸氏が語る"青山とアート"。青山通りをカルチャーストリートに?
(2018/02/03)
アート作品が展示されたアトリウムには天井から光が降り注ぎ、それを囲う螺旋状のスロープを歩くと、2階の生活雑貨ショップに辿り着く。訪れた人を自然とアートの世界に巻き込んでいくこの複合文化施設は、1985年に誕生した「スパイラル」だ。今回は”生活とアートの融合”をテーマにしたこの施設で、約30年にわたり青山を眺めてきた館長・小林裕幸さんの”オモハラ観”を覗かせてもらった。
《プロフィール》
1959年生。複合文化施設「スパイラル」館長。株式会社ワコールアートセンター代表取締役社長。早稲田大学卒業後、セゾングループの飲食関連企業を経て、1989年よりスパイラルのプロデュース事業部プロデューサー。館内のアート、ファッション、舞台、映画、音楽など多岐に渡るジャンルのプロデュースに携わり、外部では施設コンサルティングやアートプロジェクトも手がけている
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