TRUNK(KUSHI)/渋谷のソウルフードを伝え続ける串焼屋
(2021/02/12)
渋谷と原宿のちょうど中間、キャットストリートの近くにあるTRUNK(HOTEL)。そのエントランス脇で、炭火焼きのいい香りを漂わせているのは「TRUNK(KUSHI)」だ。
このお店は、渋谷のソウルフードである「串焼き」という食カルチャーを発信する場所として誕生した。そのルーツは、戦後GHQ統治の最中に渋谷で開かれていた闇市。串焼きが売られ戦争で疲弊した人々のエネルギー源になっていたという。現在も老舗の串焼き屋が数多くある渋谷。その中でも、TRUNK(KUSHI)は「炭火焼肉 ゆうじ」がオープン当初から監修を努め、話題の絶えないお店として人気を得ている。
鶏は全て、築地の老舗「鳥藤」から仕入れた大山鶏を使用。オープンから不動の人気メニューは、鶏ツクネのタレと塩が5本ずつ入った「ツクテン」。小ぶりで食べやすいだけでなく、粗挽きにしてあるため鶏の味や食感をより楽しめるのが特徴だ。ランチタイムの一押しは、大ぶりなレバが豪快に入った「炭焼レバにら丼」。新鮮さがカギとなるレバは朝びきを使用しているため言うまでもなく絶品である。
店内は、提灯や古い映画のポスターが飾られ昭和な雰囲気。と思いきや近隣アパレルショップなどのステッカーが大量に貼られていたり、のれんにはポップなグラフィックデザインが施されていたりと、新旧の文化が掛け合わさった空間だ。過去と現在のカルチャーが交わるこの場所で、渋谷のソウルフードを味わってみては。
Text:Ayaka Minoda
Photo:Yuki Maeda
このお店は、渋谷のソウルフードである「串焼き」という食カルチャーを発信する場所として誕生した。そのルーツは、戦後GHQ統治の最中に渋谷で開かれていた闇市。串焼きが売られ戦争で疲弊した人々のエネルギー源になっていたという。現在も老舗の串焼き屋が数多くある渋谷。その中でも、TRUNK(KUSHI)は「炭火焼肉 ゆうじ」がオープン当初から監修を努め、話題の絶えないお店として人気を得ている。
鶏は全て、築地の老舗「鳥藤」から仕入れた大山鶏を使用。オープンから不動の人気メニューは、鶏ツクネのタレと塩が5本ずつ入った「ツクテン」。小ぶりで食べやすいだけでなく、粗挽きにしてあるため鶏の味や食感をより楽しめるのが特徴だ。ランチタイムの一押しは、大ぶりなレバが豪快に入った「炭焼レバにら丼」。新鮮さがカギとなるレバは朝びきを使用しているため言うまでもなく絶品である。
店内は、提灯や古い映画のポスターが飾られ昭和な雰囲気。と思いきや近隣アパレルショップなどのステッカーが大量に貼られていたり、のれんにはポップなグラフィックデザインが施されていたりと、新旧の文化が掛け合わさった空間だ。過去と現在のカルチャーが交わるこの場所で、渋谷のソウルフードを味わってみては。
Text:Ayaka Minoda
Photo:Yuki Maeda
INFORMATION
TRUNK(KUSHI)
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-31
- 電話
- 03-5766-3205
- 営業時間
- 平日:11:30~14:00
/17:00~23:00(LO22:30)
土日祝15:00~23:00(LO22:30)
※緊急事態宣言中は以下の営業時間
平日:11:00〜17:00(L.O 16:30)
土日祝:11:00〜20:00(L.O 19:30)
アルコールの提供:11:00〜19:00 - 定休日
- 第3月曜
※緊急事態宣言中は無休