公園に宿る「冒険と発見のスピリット」
表参道のイベントスペース「seeen」にて、世界的なフォトグラファーであるアレック・ソスとボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)による写真展「TOKYO PLAYTIME An exhibition by Alec Soth and Bottega Veneta」が開催される。会期は2024年3月29日(金)〜 4月14日(日)まで。ボッテガ・ヴェネタ「Summer 24」コレクションの広告キャンペーン公開を記念しての展示となる。
アレック・ソスは1969年生まれ、ミネソタ州を拠点とする写真家。「旅の途中」を切り取るスタイルや大判カメラを用いた手法で知られ、世界各国で撮影した、自然や人々をとらえた作品で国際的に高い評価を受けている。これまでに25冊以上の写真集を発表し、国際写真家集団「マグナム・フォト」にも所属している。
「TOKYO PLAYTIME An exhibition by Alec Soth and Bottega Veneta」は、ソスが撮影した「Summer 24」コレクションのキャンペーンビジュアルをメインとした展示となる。東京近郊の公園にて、動物や岩、キノコの形をした遊具と共に、遊び心溢れる撮影が行われた。クリエイティブ・ディレクターのマチュー自身が、「自由と希望に満ちあふれた旅、オデッセイだ」と表現する最新コレクションの世界観を、公園における「予期せぬ発見」を取り入れて表現しようとする試みである。
キャンペーンに併せ、ボッテガ・ヴェネタは4作目となる最新のFANZINE(ファン雑誌)を発行し配布。取り扱いは世界各国の厳選された書店に限られ、表参道・原宿エリアではワタリウム美術館に併設されたミュージアムショップ「オン・サンデーズ」のみ。地下1Fで書籍(ZINEや雑誌を含む) を購入するとFANZINEを1冊もらうことができる。。その他、国内では小宮山書店、代官山 蔦屋書店で配布されている。※いずれも数量限定。なくなり次第終了。
FANZINEはソスが手がけた写真、撮影の舞台裏、スケッチ、ステッカー、旅のノートなどをまとめた全4冊の構成。作り込まれた装丁と読み応え充分な豪華な内容なのでぜひ手にとってほしい。
公園という、無限のクリエイションの場を舞台に、ソスとマチューの独創性の掛け合いのもと生み出された今回のビジュアル。表参道・原宿の街から、ソスの巡った足跡と最新のボッテガ・ヴェネタのコレクションの世界を満喫してみては。
■概要
TOKYO PLAYTIME An exhibition by Alec Soth and Bottega Veneta
開催期間:2024年3月29日(金)〜 4月14日(日)
開催場所:seeen
住所:東京都渋谷区神宮前4-13-12 1F・B1F
営業時間:11:00 〜 20:00
定休日:なし
FANZINE 取扱書店(国内):
・ワタリウム美術館 オン・サンデーズ
住所:東京都渋谷区神宮前 3-7-6
・代官山 蔦屋書店
住所:東京都渋谷区猿楽町 17-5
・小宮山書店
住所:東京都千代田区神田神保町 1-7
(対象店舗にて書籍ご購入者に配布)
>>EDITOR’S VOICE
写真展会場から徒歩9分。「パーフェクト・カモフラージュ展 私はアートになりたい」が開催中。ファッションシーンでも流行中のカモフラージュの美術的解釈に思わず唸る展示となっています。ワタリウム美術館内、「オン・サンデーズ」では、ボッテガ・ヴェネタの最新FANZINEをゲットできます。アレック・ソス好きな編集部員は配布開始日に足を運んでゲットしたそうです。数量限定なので展示と合わせてぜひ。
Text:Rumi Hasegawa
Edit:Tomohisa Mochizuki
※敬称略
INFORMATION
表参道にてボッテガ・ヴェネタと写真家・アレック・ソスによる写真展が開催 都内近郊の公園が舞台
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前4-13-12 1F・B1F
- 営業時間
- 11:00 〜 20:00
- 定休日
- 無し
- 開催期間
- 2024年3月29日(金)〜 4月14日(日)