編集部のリアルランチを紹介
編集部がリアルに食べてるランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。青山で「カレーうどん」と言ったらほとんどの人が同じ店名を答えるのではないか。地元に根付き愛されている有名店「手打 しまだ」へ足を運んだ。というのもつい最近、テレビで取り上げられていて食べに行きたくなってしまったからだ。
本日のお店:手打 しまだ
メニュー:うどん
食べたもの:カレースープうどん(1,200円)
ランチサービス:小鉢無料・ご飯無料・ご飯おかわり自由
飲食スタイル:イートイン
ランチにうかがったのは13時頃。ピーク過ぎとは言え並ぶかと思いきや、不安をよそに待っている人は2人1組だった。しかし、並んだタイミングから次々に人が列に加わり、すぐに5〜6組の列となる。これはラッキー!
お店の中は盛況で、うどんや蕎麦をすする音が店内で流れていた昭和歌謡とともに響く。なんとも小気味良い。歌謡曲をShazamしてみたものの認識されず、入店からトライし続け3曲目でやっと「0時のまま/山本和恵」を読みとることができたのは収穫だった。
さて、本題に戻ろう。メニューは迷ったがスタンダードな「カレースープうどん」をチョイス。ご飯付き、おかわり無料という寛大さに頭が下がる。5分とかからずにうどんが到着。紙エプロンもデフォルトで用意されているのが嬉しい。
「カレースープうどん」1,200円
そのお味はというと、カレースープと麺が濃厚に絡み合って噂通りのおいしさだ。ココナッツオイル?と思うほどの甘みとクリーミーなコク、旨味がカレースープの中で調和し、スパイスの香りとともに空腹のお腹と食欲を刺激する。「手打」の名に違わぬ、コシもしっかりと感じられるちゅるちゅるうどん。これはやみつきだ。
自慢の絶品カレースープが、深いお碗にたっぷりとよそられているのも嬉しい。なぜならカレーうどんとともに、ご飯を楽しみたいという欲望を満たしてくれるから。半分くらい麺を食べたあたりから白米をカレースープに浸して食べる。おいしさの海にダイブするような多幸感にセロトニンがドバドバ出ます。ご注意ください。
普段は残しがちなスープもここのカレースープは別格。余すことなく飲み干した。普段ついつい大盛りを頼んでしまう自分も、普通サイズで十分にお腹いっぱいだ。
お腹いっぱいになって外に出たのは14時前。行列も落ち着いて2組ほどが待っていた。これから幸せな瞬間を体感するんだと思うと、店をあとにする自分にとってはなんだか羨ましくも感じた。
店内には夜、お酒とともに楽しむであろうメニューもたくさんあった。呑めるそば・うどん屋は、メシもまたうまい。古来より、まことしやかにささやかれてきた風説を裏付けるカレーうどんだった。ちなみにランチタイムは現金のみの支払いなのでご注意を。
■手打 しまだ
住所:東京都港区南青山3丁目13−3
営業時間:昼/11時30分~13時45分
夜/18時00分~23時00分
電話:03-3403-0201
定休日:日曜日