写真で振り返るRIMOWA「SEIT 1898」
ポリカーボネイト製のトランクが敷き詰められたインスタレーション。魅力であるカラフルなバリエーションが際立つ。
キャンペーンで使われたRIMOWA。トランクには不思議な形の凹みが。この凹みはワニの歯形を表している。オーストラリアの奥地でワニに噛まれても大丈夫というストーリーで、耐久性を訴求したヴィジュアルなのだ。
楽器専用ケースを集めたブースには、さまざまな形の楽器に対応したケースを展示。
アルミニウム製のスピーカーやヘッドホン専用のキャリングケースまで。RIMOWAのデザイン製が際立つプロダクトだ。
中を覗き込むと...。
いいね!さながらのハートマークが。
案内板も空港風。作り込まれた世界観が気分を高めてくれる。
コラボレーションエリアでまず目を引くのは、「OFF-WHITE」とのコラボトランク。「Louis Vuitton」のクリエイティブディレクターも務めた稀代のクリエイター、故・ヴァージル・アブローによるもの。特に透明なトランクは当時からセンセーショナルに話題を集めた。
こちらも話題をさらった「SUPREME」とのコラボトランク。展示品の使い込まれた雰囲気もリアルで良い。
オモハラでお馴染み、人気の「Aesop(イソップ)」のケース。フレグランスやアメニティをコスメをコンパクトに持ち歩けるサイズ感が素敵だ。
DIORのケースはモノグラムが配されてラグジュアリーな雰囲気が漂う。
ロンドンのスケートブランド「PALACE(パレス)」とのコラボモデルはトラベル感あふれるグラフィックが目を引く。
表参道を象徴するブランドのひとつ、FENDIとのコラボトランク。FENDIのアイコニックなFマークのモノグラムをシックに落とし込んでいる。
同じドイツのブランドである「adidas(アディダス)」や、「PORSCHE」といったメーカーのモデルも。どのコラボモデルも、ブランドのカラーや特徴を捉えつつ、RIMOWAのデザインに落とし込んでいるのがお見事。
アーティスト、ダニエル・アーシャムによるトランクも。ミニチュアの美術館セットにはさまざまな美術家たちとの作品が並んでいた。
アーティストによる趣向の凝らされたトランクはまさに芸術品。
村上隆のRIMOWAは、「OFF-WHITE」コラボモデル。自身の作品を詰め込んだ、ある意味これもコラボのかたち。
RIMOWA フレンズ&ファミリーの、実際に使われたトランクの展示は必見。
125周年の歴史の中で生まれた、さまざまな「移動」、「旅」をパッケージした魅力的な展示にぜひ足を運んでみてほしい。
■RIMOWAアニバーサリー展「SEIT 1898」
開催期間:6月9日(金)〜6月18日(日)
営業時間:11:00〜19:00(最終入場18:00)
住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6ヨドバシJ6ビル(旧ジング)
電話番号:03-4571-1319
※混雑時はご予約のお客様を優先的にご案内するため、公式サイトからの事前予約をお勧めします。
Text & Photo:Tomohisa Mochizuki
