伝説のパンク・ロックファンZINEとコラボ
原宿のNOAH CLUBHOUSEにて、パンク雑誌「Sniffin’Glue(スニフィン・グルー)」とのコラボレーションアイテムを、4月29日(土)より発売する。
2017年にブレンドン・バベンジンによるNY発のメンズブランド「NOAH」の日本旗艦店としてオープンした、NOAH CLUBHOUSE。さまざまなブランドやアーティストともコラボレーションし、独創的なアイテムを生み出し続けている。
今回コラボする「SNIFFIN’GLUE AND OTHER ROCK’N’ROLL HABITS」、通称「スニフィン・グルー」は、1976年、当時弱冠19歳で銀行に勤めていたマーク・ペリーが出版した月刊パンク雑誌である。アメリカのパンク・ロックバンド「ラモーンズ(Ramones)」のライブに影響を受け、第一号を制作。切り貼りされたグラフィックスやマジックで書かれた文字など、手作り感あふれるそれは、わずか12号での打ち切りとなった。しかし、モチベーションさえあれば誰でも自分の雑誌を発行できるということを証明し、大きな反響を呼んだ。
この雑誌では、当時のパンクシーンに関わった重要な人々について語られており、パンク初期の最も重要な資料の1つと言われている。ラモーンズ、ダムド、セックス・ピストルズに関する記事から、クラッシュの最初のインタビューなども掲載されており、今では伝説のファンZINEとなっている。
販売するコラボアイテムは、Tシャツやジャケットのほか、スケートボードデッキなども用意。原宿のNOAH CLUBHOUSEではZINEのコピーをアート作品として店内アートウォールに展示している。今回のコラボレーションのために制作されたヴィジュアルも掲げられているので必見だ。
パンク・ロックファン垂涎もののアイテムとアートワーク。当時「スニフィン・グルー」がパンク・ロックの貴重な資料だったように、今回のコラボアイテムものちに貴重なアーカイブアイテムとなるかもしれない。パンクとファッションは切り離せない関係にあるが、原宿においてもパンクファッションは重要な文化だ。NOAH CLUBHOUSEで見識を深めるにはいい機会と言えるだろう。
■概要
NOAH x Sniffin' Glue
販売期間:4月29日(土)〜
営業時間:11:30〜20:00
販売店舗:NOAH CLUBHOUSE ほか
住所:東京都渋谷区神宮前4丁目26-29
電話番号:03-5413-5030
>>EDITOR’S VOICE
今月23日まで、Stacks Bookstoreのポップアップストアを開催していたNOAH CLUBHOUSE。OMOHARAREALでは、そのオープニングイベントの様子をレポートしています。ぜひ、こちらも併せてご覧ください。OMOHARAREALのコラム「私の表参道・原宿」でアーティスト・高木 耕一郎さんが貴重な原宿のパンクショップヒストリーを紹介してくれているので興味がある人はぜひ読んでみて。
Text:Arisa Watanabe
INFORMATION
原宿のNOAH CLUBHOUSEにてパンク雑誌「Sniffin’Glue」とのコラボアイテムを販売
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前4丁目26-29
- 電話
- 03-5413-5030
- 営業時間
- 11:30〜20:00
- 定休日
- 不定休
