“elective affinities”が繋ぐ豪華な共演
「elective affinities」展 Part Iが、南青山のアニエスベー ギャラリー ブティックにて開催中。2023年3月5日(日)まで。
今年は、アニエスベー(agnès b.)が日本に初出店して40年となる節目の年。本展では、Part Iと Part II(2023年夏に開催予定)に分け、世代もジャンルも異なる合計40名のアーティストが、各々惹き寄せられたアーティストを紹介する。参加するアーティストは、“5名のアーティストの関係”から始まり、アニエス本人と既に親和性があるアーティストもいれば、思いがけないきっかけで参加することになったアーティストもいる。自身の作品についてではなく、関係を紡いだ相手(あるいはその作品)について語ってもらうことで、現在の彼女、彼らの関心がどこにあり、親和力の指標をどこに立てているのかを伺うことができる展示となっている。
参加アーティストおよび推薦者は、上田佳奈、大矢真梨子、落合陽一、串野真也、小林健太、清水将吾、志村信裕、南條史生、西山裕子、花代、HAL、日比野克彦、藤江龍之介、山元彩香、吉添裕人、靈樹、澪、若佐慎一、渡辺俊介 (五十音順、敬称略)といった豪華なラインナップ。
アニエスベーの創設者アニエス・トゥルブレは、“elective affinities=選択的親和力”が自らの人生を導いてきたと考えている。彼女が惹き寄せられるのは、有名か無名かではなく、その人の魅力、知性、才能、自由さ。これまでの出会いの中には、キース・へリング、ジャン=ミシェル・バスキアも。また、ニューヨークのフューチュラ、ヨーロッパグラフィティの先駆者となるアッシュ、スッキ©、ジェイ・ワン、またマーティン・パー、ナン・ゴールディンらをいち早くフランスで紹介したのもアニエスだった。
そんなアニエスの“elective affinities”から繋がった豪華なアーティストたちの共演を、南青山のアニエスベー ギャラリー ブティックで堪能しよう。
■画像クレジット
4.志村信裕 Nobuhiro Shimura 《Japanese Cattle》2022, Lithograph, 60x45cm, Edition: 70+5A.P., Printing: Idem Paris photo: Shunta Inaguchi
5.山元彩香 Ayaka Yamamoto “Untitled #305, Mzimba, Malawi”, 2019, C-print © Ayaka Yamamoto / Courtesy of amanaTIGP
6.大矢真梨子 Mariko Ohya From the series of "Inner garden" 2022, Pigment Print, Ed.5
■概要
「elective affinities」展 Part I
開催期間:2023年1月28日(土)〜3月5日(日)
営業時間:12:00-20:00
場所:アニエスベー ギャラリー ブティック
住所:東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F
※お出かけの際はマスク着用の上、こまめな手洗い・手指消毒を行い、混雑する時間帯、日程を避けるなどコロナウィルス感染症対策を十分に行いましょう。
>>EDITOR’S VOICE
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※敬称略
Text:miwo tsuji
INFORMATION
「elective affinities」展 Part Iが南青山のアニエスベー ギャラリー ブティックで開催中
- 住所
- 東京都港区南青山5-7-25ラ・フルール南青山2F
- 営業時間
- 12:00-20:00
- 定休日
- 会期中無休
- 開催期間
- 2023年1月28日(土)〜3月5日(日)