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精巧すぎて、まるで「デジタル」?
絵画アーティスト・荒星輝の個展「Model」が、hpgrp GALLERY TOKYOにて開催。2020年3月13日(金)~4月8日(水)まで。
荒星輝(あら・ほしき)は、1995年、神奈川県横浜市生まれの絵画アーティスト。2019年に、武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コースを卒業している。主に、平面作品を制作しながら、絵画表現の新たな領域を模索し続けている、今注目の若手アーティストである。
彼の作品は、一見デジタル上で組まれたコラージュのように見えるが、近くで見れば微かな筆致の存在から、「油彩」のマテリアルを確認することができる。高い技術によって精巧に描かれた人物像と、文様やグラフィティ表現に近い抽象的なパーツを織り合わせ、イメージを形成していることが分かる。観るものの記憶や想像を刺激するような様々な要素を、自らのフィルターを通し再構築することで新たなイメージを創出している作品たちは、間近で観て初めて感じる「コト」があるはずだ。
■概要
荒星輝個展「Model」
・開催期間:2020年3月13日(金)~4月8日(水)
・時間:12:00-20:00
・定休日:日曜・月曜
・場所:hpgrp GALLERY TOKYO
Text:miwo tsuji
<画像>「Model」1620 × 1620mm 2019年 油彩、パネル
INFORMATION
コラージュではなく、絵画。荒星輝の個展「Model」がhpgrp GALLERY TOKYOにて開催。
- 住所
- 東京都東京都港区南青山5-7-17 小原流会館 B1F
- 営業時間
- 12:00-20:00
- 定休日
- 日曜・月曜
- 開催期間
- 2020年3月13日(金)~3月28日(土)