“HOT CITY”で“GLAMOUROUS”に
神宮前のヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR®) 渋谷店にて、ドイツ出身のキュレーター・点子がキュレーションするアマリア・ウルマンと靈樹の二人展『Tenko presents AMALIA ULMAN×RAIKI YAMAMOTO HOT CITY PEOPLE』が開催中。2023年6月23日(金)〜7月9日(日)まで。
本展は、ドイツ出身のモデル・女優・アーティスト・キュレーターなどクリエイターとして多彩な活動を行う点子(Tenko)キュレーションのもと、NYからアマリア・ウルマン、日本からは靈樹(ライキ)を招致して行われる展覧会だ。
アマリア・ウルマンは、ニューヨークを拠点に、インスタレーション、映像作品など多岐に渡るメディアを用いて作品を発表するアーティスト。コンテンポラリー・カルチャー、都市で生きることへの破壊的でユーモラスなアプローチの作品を制作している。観る者に対して、都市やメディアの“FORCE(強い力)”を示唆し、私たちの人生にそれがどう反映されているかを教えてくれるのが特徴だ。
一方で、靈樹(ライキ)は、高校生としてのパーソナルな自己像と、ソーシャル・メディアの中で価値づけられた自分との間にある曖昧な境界線を彷徨いながら、ペインティング、インスタレーション作品を発表するアーティストだ。これまでも靈樹と点子はインスタレーションや映像作品、パフォーマンスで共演してきている。
本展では、アマリア、靈樹それぞれのアプローチで、現代社会に溢れるさまざまな女性像を“シルエット”として表現。さまざまな価値観に溢れ、表象の渦に巻き込まれそうになる都市の中、“HOT CITY”で“GLAMOUROUS”に生きるためにはどうするべきかをユーモラスに問う展示となっている。
また、今回の展示に合わせ、ヒステリックグラマー渋谷店ではアマリア・ウルマンの限定 Tシャツとアンダーウェア、靈樹のアートワークが施された一点物の T シャツを販売予定なので、そちらもお見逃しなく。
NYと東京という異なる“HOT CITY”で作品制作を続ける、2人のアーティスト。その表現や描かれるシルエットから、“GLAMOUROUS”に生きるためのヒントを原宿の街で手に入れられるかもしれない。
■概要
Tenko presents AMALIA ULMAN×RAIKI YAMAMOTO HOT CITY PEOPLE
開催期間:2023年6月23日(金)〜7月9日(日)
営業時間:11:00-20:00
場所:ヒステリックグラマー渋谷店
住所:東京都渋谷区神宮前6-23-2 1F
>>EDITOR’S VOICE
OMOHARAREALでは、ヒステリックグラマーのデザイナー北村信彦氏と米原康正氏による対談レポートを掲載中。テーマは「’80s〜現在の原宿とファッションカルチャー」。おふたりがじっくりと振り返る当時のファッションカルチャー、そして当時のオモハラとは?
※敬称略
Text:miwo tsuji
INFORMATION
ヒステリックグラマー渋谷店で、点子キュレーションによるアマリア・ウルマンと靈樹の二人展が開催
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前 6-23-21F
- 電話
- 03-3409-7227
- 営業時間
- 11:00-20:00
- 定休日
- なし
- 開催期間
- 2023年6月23日(金)〜7月9日(日)