美味しくて、お腹に優しいかき氷
茹だるように蒸し暑い日本の夏。しかし、オモハラエリアには表参道のケヤキの木陰とかき氷というオアシスがある!ひとときの涼をもたらしてくれる、かき氷を実食レポート。今回はくず餅が人気の船橋屋が運営するBE:SIDE 表参道のかき氷を食べさせてもらった。
くず餅造り217年の叡智を結集。「くず餅乳酸菌®入りかき氷 ダブルキウイ」をいただきます
■「くず餅乳酸菌®入りかき氷 ダブルキウイ」
価格:1,350円(税込)※ドリンク付き
提供期間:7月1日(金)~9月25日(日)
提供店舗:BE:SIDE 表参道店
編集部一口メモ:ヘルシーな甘さと酸味の果肉感が絶品!2種類のキウイが楽しめてお腹にもやさしいかき氷。
OMOHARAREALでも過去にレポートした賞味期限20分という「みずくずもち」など、くず餅の名匠として知られる船橋屋。その新業態として2021年3月にオープンしたのがBE:SIDE 表参道だ。BE:SIDE 表参道では定番の苺みるく、抹茶金時、そして店舗限定の「ダブルキウイ」が食べられる。さっそく実食してみよう。
こんもりと盛られた純白の氷が見た目にも涼やか。グリーンキウイとゴールドキウイの2種類のシロップが付いており、好みの量を調節できる。少しづつかけながら、氷の食感を楽しみつつ食べ進めたり、全部かけてシロップたっぷりの氷を味わうのも良い。
2種類のキウイを使ったそれぞれのシロップは濃厚で、グリーンは甘みが強く、ゴールドは爽やかな酸味が楽しめる。自然な甘さと酸味が氷とともにスッと溶けて口の中に広がり、暑さも忘れるおいしさに包まれる。キウイの果肉感もしっかりあって食べ応えもバッチリ。
最後まで飽きずに食べ進めることができる、自然由来のこのシロップには船橋屋の誇る「くず餅乳酸菌®」がたっぷり含まれているのが最大の特徴。
船橋屋の創業はなんと1805年(江戸・文化二年)!。以来、200年以上にわたってくず餅造りを続けている。そんな中で「くず餅を食べると体の調子が良い!」という多くの声を基に、船橋屋が研究を重ねて発見したのが船橋屋独自の乳酸菌「くず餅乳酸菌®」なのである。
1杯に含まれる「くず餅乳酸菌®」はなんと10億個。冷たいかき氷を食べるとお腹を冷やしてしまいがちだ。しかしBE:SIDEのかき氷はそのジレンマを払拭する、お腹に優しいかき氷というわけ。(※もちろん個人差はあるけれど)
BE:SIDEの甘味には、全て飲み物がセットとなっている。屋久島産の無農薬二番茶・お抹茶・くず餅専用珈琲・オーガニック珈琲の4種類から選べ、抹茶以外は(温)と(冷)もチョイス可能。個人的には冷えた身体に優しく染み渡る、温かい二番茶かお抹茶がおすすめ。
ランチ後のデザートにヘルシーな甘味を求めて、ティータイムには多くの人が店舗を訪れ、かき氷をオーダーしていた。平日の午後早い時間帯が比較的狙い目。夏の強い日差しに疲れたら、お腹の中から癒されるかき氷をぜひご賞味あれ。表参道から少し入った閑静な住宅街、時折吹き抜ける風のように、爽やかな美味しさで心を満たしてくれるはずだ。
■BE:SIDE
江戸時代から続くくず餅の老舗・船橋屋の新業態。梅や藤の見頃に参拝客で賑わう亀戸天神にて、湯で練った小麦デンプンをせいろで蒸した餅を売ったことをルーツに、450日という時間をかけて、自然発酵されるくず餅が看板商品。BE:SIDEでは「身体の中と外からキレイに」をコンセプトにカフェスペースとサロンスペースを併設。「くず餅乳酸菌®」を使った商品やスイーツ、サロンスペースでは施術が受けられる。
■INFO
価格:1,350円(税込)※ドリンク付き
提供期間:7月1日(金)~9月25日(日)
提供店舗:BE:SIDE 表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前3-14-6
電話番号:03-6432-9323
営業時間:11:00〜18:00(LO17:00)
定休日:不定休
店舗コメント;「表参道は流行が集まる街。なのでBE:SIDE表参道では、美容と健康にも高い意識を持つ人が多いと考え、ビタミンC、食物繊維が豊富なキウイを今回採用しました。自然発酵へのこだわりから生まれた『くず餅乳酸菌®』と併せて、ヘルシーな甘さのかき氷を楽しんでいただけたらと思います。」
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部