“ローカル”に愛される店に
2020年3月5日(木)、「rag & bone coffee」がリニューアルオープンした。
リニューアル後は、すべてのフード&ドリンクメニューを一新。コーヒー専門店というよりは、ローカルに根付いた“喫茶店”のような存在を意識しているという。
メニューの中でひときわ目を引くのは、トーストの上に具材がたっぷりと乗ったオープンサンド。具材を受け止める全粒粉の食パンは、徒歩5分ほどのところにある「The Little BAKERY Tokyo」のものだ。
おすすめのオープンサンド「ELVIS」はミュージシャン、エルヴィス・プレスリーが愛したというサンドウィッチをベースにした一品で、ピーナッツバターをぬった食パンにバナナ、ベーコン、イチゴジャム、ローズマリーをトッピングしている。思わず「合うの?」と聞き返してしまうような組み合わせだが、一口食べれば、甘さとしょっぱさの絶妙なバランスに思わず笑みがこぼれてしまうはず。
そのほか、ヨーグルトとクリームチーズ、レモンの弾けるような爽やかさにピリリとしたピンクペッパーがアクセントになった「HONEY&LEMON」など、全5種類のオープンサンドを楽しむことができる。
大きく打ち出してこそいないが、新生rag & bone coffeeの裏テーマ的要素となっているのがメイドインジャパン。訪日観光客も多いオモハラエリアだからこそ見据えたそうで、例えばオープンサンドを乗せるお皿は長崎県の波佐見焼を使用している。パッと見ると紙皿のようなデザインも、遊び心があっておもしろい。食材は言うまでもなく国産中心で、オープンサンド「ELVIS」のピーナッツバターは千葉県九十九里町の「HAPPY NUTS DAY」から、レジ横に並ぶ焼き菓子は東京・池ノ上の「Chez Mikki(シェ ミッキ)」からなど、語りだしたらキリがないほど一つ一つを真剣に選りすぐっている。
新生rag & bone coffeeはまだまだ始動したばかり。ローカルに根付いた店として今後はオモハラエリアのお店とのコラボレーションも実施していきたいといい、これからの活躍が楽しみだ。
■概要
rag & bone coffee
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-3
電話番号:03-6805-1630
営業時間:9:00〜19:30(LO19:00)
定休日:無休
■メニュー(一例)
COFFEE ice/hot 400円
LATTE ice/hot 500円
OPEN SANDWICHES
(ELVIS) 700円
(HONEY LEMON) 650円
>>EDITOR’S VOICE
rag & bone coffeeのオープンサンドにも使われている「The Little BAKERY Tokyo」のパン。店内のウッドカウンターには40〜50種類のパンがずらりと並び、食パンやバゲットはもちろん、苺あんバターボールやあんバターボールなどスイーツ系のパンも人気だ。オモハラ散策のお土産にいかが?
Text:Natsuno Aizawa
INFORMATION
「rag & bone coffee」がメニューを一新して再始動!
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-12-3
- 電話
- 03-6805-1630
- 営業時間
- 9:00〜19:30(LO19:00)
- 定休日
- 無休
