LOTUS/カルチャーが交差するカフェ
(2020/11/20)
まいせん通りがまだひっそりとした裏通りだった2000年、ここに誕生した1軒のカフェがある。後に「表参道・原宿のカフェ文化の礎を作った」といわれるようになる「LOTUS」だ。
空間プロデューサー・山本宇一氏が手掛けるこのカフェはオープン以来、カルチャーアイコン的な役割を果たしてきた。時には雑誌やテレビで見かけるような著名人も集まる刺激的な空間。そんなことを聞けば敷居の高さを感じる人もいるかもしれないが、実際に訪れてみるとスタッフが「こんにちは」と笑顔で出迎えてくれる。親しみやすい接客に、初めて訪れた人も一瞬で居心地の良さを感じるだろう。
山本氏いわく、LOTUSが大切にしているのは「ミクスチャー」。人もカルチャーも、異なるものが混ざり合ってこそ面白いものが生まれるという考えだ。これにはメニューの多彩さも一役買っているのかもしれない。可愛らしい「くまショコラ」などのスイーツが充実しているかと思えば、しっかり食事できる定食風のセットや、お酒に合いそうなアラカルトも目移りするほどのラインナップ。日常の様々なシーンにハマる上に、「次はあれもこれも食べてみたい」と思わせてくれる確かな味なのだ。
人々が集まり、“新しい何か”が始まりそうなエネルギーに満ちている。LOTUSは訪れる人を温かく受け入れてくれる安心感がありながら、カルチャーが交差する刺激も感じられる場所なのだ。
Text:Natsuno Aizawa
Photo:Yuki Maeda
空間プロデューサー・山本宇一氏が手掛けるこのカフェはオープン以来、カルチャーアイコン的な役割を果たしてきた。時には雑誌やテレビで見かけるような著名人も集まる刺激的な空間。そんなことを聞けば敷居の高さを感じる人もいるかもしれないが、実際に訪れてみるとスタッフが「こんにちは」と笑顔で出迎えてくれる。親しみやすい接客に、初めて訪れた人も一瞬で居心地の良さを感じるだろう。
山本氏いわく、LOTUSが大切にしているのは「ミクスチャー」。人もカルチャーも、異なるものが混ざり合ってこそ面白いものが生まれるという考えだ。これにはメニューの多彩さも一役買っているのかもしれない。可愛らしい「くまショコラ」などのスイーツが充実しているかと思えば、しっかり食事できる定食風のセットや、お酒に合いそうなアラカルトも目移りするほどのラインナップ。日常の様々なシーンにハマる上に、「次はあれもこれも食べてみたい」と思わせてくれる確かな味なのだ。
人々が集まり、“新しい何か”が始まりそうなエネルギーに満ちている。LOTUSは訪れる人を温かく受け入れてくれる安心感がありながら、カルチャーが交差する刺激も感じられる場所なのだ。
Text:Natsuno Aizawa
Photo:Yuki Maeda