神宮前2丁目のギャラリー・Gallery 38で、土をテーマに作品を制作する作家・植松永次のコレクション展が開催される。 開催期間:11月14日(火)-12月22日(金) オープニングレセプション:14日(火) 18:00-20:00
土との対話から生まれる作品たち
(2017/11/13)
11/14(火)から、Gallery 38で興味深い展覧会が開催される。今回取り上げられるのは土をテーマに作品を制作する作家・植松永次。彼の1990年代から近年にかけての作品で構成したコレクション展だ。 自身の創作活動について、表現以前に土と向き合う作業であるという植松。それは何かを表現したり、つくったりするというよりも、土を触り、その素材が持つ特性や本質を感覚的に掴み、同時にそれを創作の源泉とするプロセスのように考えられる。そうして生まれる彼の作品の前で立ち止まり、目を凝らすと、人間と自然との根源的な関わりが立ち現れてくるようだ。 陶芸や現代美術といった既存の枠組みに捉われず、近代の制度化された芸術とも異なる創作活動を一貫して真摯に続けてきた植松永次。彼の作品とその変遷を、旧作/近作を交えて展示するこの機会に、ぜひ楽しんでみてほしい。
INFORMATION
Gallery 38で土をテーマに制作する作家・植松永次の個展が開催!
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前2-30-28
- 電話
- 03-6721-1505
- 営業時間
- 12:00-19:00
- 定休日
- 日月祝