編集部が実食&推薦するご褒美スイーツ:水曜日のスイーツ Vol.35
水曜日の午後。一週間もちょうど折り返し、そんな時にちょうど甘いものが欲しくなる。長い歴史を持った名店や、原宿と言えばコレ!といった定番スイーツから、最新のスイーツまで表参道・原宿にはスイーツがあふれているではないか。いわばスイーツの楽園と言えるかも。さて、今週食べたスイーツはこちら!
本日のスイーツ:パンとエスプレッソと
メニュー:パン
食べたもの:フランボワーズ(300円)
あんこクリームチーズ(300円)
ぶどうのハニートースト(320円)
飲食スタイル:イートイン
子どもの頃は、近所のおいしいパン屋さんで甘いパンを買ってもらうのがやたら嬉しかったことを覚えている。そのせいか、大人になった今でも時々無性にデザート系のパンが食べたくなるときがある。表参道・原宿は、言わずと知れたベーカリー激戦区。中でもまい泉通りにある「パンとエスプレッソと」は、エリアで1、2を争うほどの有名店だ。もちろん、デザート系のパンも充実している。デザート系パンを心の底から欲していた筆者は、子どものようにウキウキ気分でお店へ向かった。
14時過ぎ頃にお店に到着。モーニングやランチの時間だと行列ができていることも多いが、ピークを外したおかげか並ばずに入店することができた。店内にはさまざまな種類のパンがずらりと並んでいる。この“選び放題”って感じの光景と、焼きたてのパンの香りがたまらないんだよね。
惣菜系のパンもおいしそうだけど、今日の目的はデザート系。店員さんに人気メニューをいくつか聞き、その中から「あんこクリームチーズ」「フランボワーズ」「ぶどうのハニートースト」をチョイスした。
この日はそれほど寒くなかったので、せっかくならと見晴らしの良いテラス席へ。まずは、あんこクリームチーズをいただきます。
しっかり歯応えのあるパンに、甘さ控えめで風味豊かなつぶあんと、酸味の効いた濃厚なクリームチーズが相性抜群。こちらはクリームチーズだが、なんとなく子どもの頃に食べていたあんバターコッペパンを思い出す味わい。素朴だけど、上品さと丁寧さが感じられる。
続いて、ころんとした見た目が可愛らしいフランボワーズを実食。食べてびっくり、パンの中からこしあんが出現。こちらのあんこはフランボワーズの風味を感じる。フランボワーズの実の甘酸っぱさがアクセントになり、甘過ぎないのが良い。
ラストは、ほかほかに温められたぶどうのハニートーストが登場。大きめサイズなので、フォークとナイフで切り分けて食べる。
パンはサクサクふわふわのレーズントーストで、口に運ぶと中からバターがじゅんわりと溶け出す。表面は軽くキャラメリゼされているのかな?ちょっと良いホテルのモーニングでフレンチトーストを食べるような贅沢な香りと味わい。これが320円で食べられるなんてお得すぎる!
たくさんのパンの中から自分のお気に入りを選ぶ時間。そして、おいしいパンを頬張って幸せを噛み締める時間。いつしか自分も大人になってしまったけれど、パンと向き合っているときだけは童心に帰ることができる。そんな素敵なひとときを提供してくれるベーカリーという存在。これから先もずっと、自分のそばにあり続けてほしい。
■パンとエスプレッソと
住所:東京都渋谷区神宮前3-4-9
営業時間:8:00〜20:00(L.O.19:00)
電話番号:03-5410-2040
定休日:不定休
Instagram:@bread.espresso.and.omotesando