アジアから吹くカルチャーの風
神宮前3丁目・とんちゃん通りの「ビームスT 原宿」にてインドネシアで活躍する3人のアーティストによる合同展「CARRY NO BANNERS」が12月15日(金)から開催。
今回、ビームスT 原宿で、インドネシアから3名のアーティストを招聘した合同展覧会を行う。展示タイトルである「CARRY NO BANNERS」は、揺るぎない決意を持って自分の道を切り開く「Do It Yourself」の精神を意味している。その名の通り、自らの力でインドネシアのストリートアートシーンを牽引する、それぞれの独自性とその勢いを体感できるポップアップとなっている。
登場するのは、ユニークな姿が愛らしいオリジナルキャラクターの「ポンカ」をアイコンに様々なアーティストやブランドとコラボレーション作品を展開する「PHILIPPONK」。空白のスペースにその瞬間にしか表現できない、生命力溢れる字形やモチーフを描き出す「ALPHABAD」。そして、幼少期から興味を持つアメリカン・コミックのような描写を、独自のレイアウトで表現した作風の「TIMTIMEBROY」の3名。ともに日本では初の展示となり、彼らの作品を生で見られる2つとない機会だ。
合同展初日の12月15日(金)には3名のアーティストが在廊。アート作品の展示・販売に加え、個性が際立つグラフィックを落とし込んだ「BEAMS T」とのコラボウェアも販売される。
東南アジアの最先端の現代アートが集まる「アート・ジャカルタ」の開催地でもあるインドネシア。世界中から熱視線を集めるインドネシアアートシーンにおいて特異な存在感を示す3組が、「BEAMS T」というカルチャーハブレーベルを通じて原宿のカルチャーと交差する。アジアのアートカルチャーの熱き風を「ビームスT 原宿」で体感してほしい。
■概要
「CARRY NO BANNERS」
開催期間:2023年12月15日(金)〜12月24日(日)
開催場所:ビームスT 原宿
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-15 1F
電話番号:03-3470-8601
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休
>>EDITOR’S VOICE
ビームスT 原宿と同じとんちゃん通りに位置するtHE GALLERY HARAJUKUでは彫刻家・吉田孝弥による個展「GYURIMO(ギュリモ)」が開催。モフモフの生命体ギュリモの冒険ストーリーを具現化した作品とは。ぶっとい首こそ大正義な劇画調の似顔絵でも知られる、熱き新鋭彫刻家による展示も、原宿に旋風を巻き起こしそうな勢いだ。
Text:Tota Mizutani
Edit:Tomohisa Mochizuki
INFORMATION
ビームスT 原宿にてインドネシアで活躍する3人のアーティストによる合同展が開催 コラボウェアも販売
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3-25-15 1F
- 営業時間
- 11:00〜20:00
- 定休日
- 不定休
- 開催期間
- 2023年12月15日〜12月24日(日)