NYをオマージュした”TATRAS SUBWAY”
イタリア・ミラノを拠点としたファッションブランド「タトラス(TATRAS)」が80年代のアメリカ・アートシーンを築き上げてきた「キース・ヘリング(Keith Haring)」とのコラボレーションコレクションを2023年11月22日(水)にローンチした。23日(木)からキャットストリートのバンクギャラリー(BANK GALLERY)にてポップアップを開催する。
わずか31年という短い生涯にすべてを表現し、希望と夢を残していった伝説のストリート・アーティスト、キース・ヘリング。80年代のアンダーグラウンド・アートシーンでブームを巻き起こし、NYの身近なものをキャンバスに、誰もが楽しめる象徴的なアートワークを数々生み出してきた。そのストリートアートは社会的なメッセージ性の強さとユニークな表現力により、今もなお、多くの人を魅了し続けている。
そんなキース・ヘリングとTATRASがコラボコレクションを発表。「TATRASを纏うことでポジティブになってほしい」というブランドテーマと、キース・ヘリングが願う「誰でもアートを楽しんで欲しいと」いうビジョンが重なり、コレクションが実現した。
本コラボレーションを記念して、11月23日(木)〜11月26日(日)まで原宿・キャットストリートのBANK GALLERY(バンクギャラリー)にてPOPUP STOREを開催。今回のコラボレーションを実際に観られるほか、キース・ヘリングが活躍を広げる原点となったNYの地下鉄からインスピレーションを受け、”TATRAS SUBWAY”としてつくり込んだ特別な世界観を楽しむことができる。期間中、来場者には数量限定でコラボレーションを記念したオリジナルステッカーを配布する。
コラボコレクションでは、キース・ヘリングを語る上では欠かせない「ラインアート」と“LOVE”をテーマとする彼のグラフィックアートを落とし込んだダウンアイテムやカットソーなど全11型をラインナップ。TATRAS 11月23日(木)よりTATRAS一部直営店および、青山店を始めとするTATRAS CONCEPT STORE各店にて展開する。
キース・ヘリングは生前、表参道・原宿の街を訪れワタリウム美術館の前身であるギャルリー・ワタリ向かい「ON SUNDAYS」に壁画を残すなど、オモハラエリアにも縁の深いアーティストだ。キース・ヘリングのLOVEとTATRASの感性が交差したコレクションと世界観を体感しに、キャットストリートへ繰り出してほしい。
■画像クレジット
© Keith Haring Foundation. www.haring.com. Licensed by Artestar, New York.
■概要
TATRAS × Keith Haring BANK GARLLERY POP UP STORE
会期:2023年11月23日(木)〜11月26(日)
会場:BANK GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-5
開催時間:11:00〜19:00
定休日:会期中無休
※入場にはLINE登録が必須となります
>>EDITOR'S VOICE
BANK GALLERYから徒歩5分。表参道のGYRE B1FのCIBONEではオランダ出身のアーティスト、ウィレム・ヴァン・フーフ(Willem Van Hooff)による日本初個展が開催中。古代の忘れ去られた技術や素材の魅力を見直し、それを「物語」として作品に昇華するアーティストだ。アートを通じ、レガシーを語り継ぐ点でキース・ヘリングにも通じるアーティストの今を見逃すな。
Text:Tomohisa Mochizuki
INFORMATION
原宿BANK GALLERYでタトラスとキース・ヘリングのコラボポップアップが開催 “LOVE”なアイテムを展開
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前6-14-5
- 営業時間
- 11:00-19:00
※入場にはLINE登録が必須
- 定休日
- 会期中なし
