大変なときだからこそ、ルーティーンを続ける
東京の中心に位置し、トレンドのショップも多くありながら、どこか昔ながらの商店街のような温かみを感じられるキャットストリート。そのキャットストリートで働いている人や、暮らしている人たちのコミュニティが「CATs」だ。
彼らの活動コンセプトは“ACT DIFFERENT”。街に関わる人々や店舗を繋いだり、好きなことに挑戦できるカルチャーを作ったり、あたり前の日常に変化を起こしたりすることを目的に、様々な企画を実行している。
その一環として続けているのが、毎月第3土曜日の「CATs Cleanup」。朝9時に集合後、約1時間かけてキャットストリート界隈の清掃を行っている。
ところが今は、新型コロナウイルスの感染拡大により、誰かと集まって何かをすることが難しい状況だ。しかしこんな時だからこそ、ルーティーンを絶やさず、仲間たちとの繋がりを感じることに意味があるのではないだろうか。そんな考えから、明日4月18日(土)はZoomを使った「CATs Cleanup」が行われることになった。掃除する場所は、参加者それぞれの家の前。
CATsのFacebookページには、こんなメッセージが書かれている。
「今度来る時に、もっと原宿を好きになりますように。」
自由に出歩けるようになるには、まだ少し時間がかかりそうだ。今は何をするにも、物理的な距離の制約がもどかしい。しかし「キャットストリートが好き」という同じ想いを持った仲間たちと、同じ時間に同じ経験をすれば、距離の制約を超えて“ちょっとした幸せ”のようなものを共有することができるだろう。明日は少し早起きして、そんな気持ちを味わってみては。
■概要
日時:4/18(土) 9:00-10:00
集合場所:それぞれの家の前
持ち物:オープンマインド
参加:Zoomでみんなをつなぎます。こちらからログイン。
Text:Natsuno Aizawa