
“オモハラの黒いモンスター”の生みの親。ペインター・Ly氏が語る、この街の壁にペイントを描き続ける理由
(2018/01/18)
オモハラを歩いているとき、見かけたことがあるのではないだろうか。壁に描かれた黒いモンスター。そのテイストから海外の男性ストリートアーティストを想像する人も少なくないかもしれないが、このモンスターの描き手は女性ペインター・Ly(リー)さん。コム・デ・ギャルソンの黒い衣装に身を包む彼女は「作品とともに表参道・原宿で育ってきた」と語り、この街に黒いモンスターを出現させ続けている。一体どんな想いで? 今回は、そんな彼女の”オモハラ観”を覗かせてもらった。
《プロフィール》
ペインター。東京生まれ。白と黒とグレーを使い、海外で訪れた街並みや、幼い時から妄想していたランドスケープ(風景)を描く。その風景には自身の気持ちや想いを投影したモンスターが彷徨う。東京を中心に、アメリカ、パリ、バンコク、マレーシアなど国内外でミューラル(壁画)を残している。高校生の時からハーモニー・コリンが神様。