今週末がラストチャンス! 表参道・原宿のイベント&アート展
12月を目前に控えた今週末。表参道&原宿では、死後に大注目された謎の写真家、ヴィヴィアン・マイヤーの個展がフィナーレを迎える。さらには、週明けまで開催しているけれど、土日に訪れるなら今週末がラストチャンス! というイベント&アート展もご紹介。
※新型コロナウイルスの影響で、外出・移動に関して各自の判断が重要な状況です。ご来場の際は、ご自身の環境や体調を考慮のうえ、十分な対策をお願いいたします。
※新型コロナウイルスの影響により、各展覧会の開催日程や開催時間が変更になる場合がございます。お出掛けの際はホームページやSNSなどで最新の情報をご確認ください。
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1.ヴィヴィアン・マイヤー個展「Self portraits」
11月28日(土)まで
南青山にあるAkio Nagasawa Gallery Aoyamaにて、ヴィヴィアン・マイヤー個展「Self portraits」が開催されている。
1926年にニューヨークで生まれたヴィヴィアン・マイヤー。約40年もの間ベビーシッターとして働きながら、余暇を使って写真撮影をしていた。彼女は15万枚以上の作品を残しながらも生前には一度も発表していない。しかし死後、膨大に残されたネガやプリント類を手に入れたコレクターがインターネット上に作品をアップロードすると、その存在はたちまち世に知れ渡ることに。さらには彼女の生涯を追ったドキュメンタリー映画までも発表された。
本展は日本初となる個展。セルフ・ポートレイト作品がメインに展示されているので、その謎に包まれた人生とともに、魔術的な輝きを放つ彼女の作品に触れてみよう。
■概要
開催場所:Akio Nagasawa Gallery Aoyama
住所:東京都港区南青山5-12-3 Noirビル2F
電話番号:03-6427-9611
開催時間:11:00〜13:00、14:00〜19:00
定休日:日〜水曜、祝日
【詳細はこちら:ヴィヴィアン・マイヤー個展「Self portraits」】
2.風景の色 景色の風 / feel to see
12月1日(火)まで
画像クレジット:Hua Wang
スパイラル1Fのスパイラルガーデンでは、ファッションデザイナー・皆川明が手掛けるファッションブランド「ミナ ペルホネン」の展示会「風景の色 景色の風 / feel to see」が開催中。
テキスタイルのデザインを通して「ミナ ペルホネン」の営みや背景にある物語を体験できる本展。ブランドの代表的なテキスタイルを海の波に見立てた「ocean」、テキスタイルデザインを素材の中から解き放ち映像として一つの物語にしたインスタレーション「motion」、デザインの始まりを表現する「0→1」、会期中に皆川明が制作する即興ペインティング「happening」など見どころに溢れている。
デザインと心のシンクロ、空想の風景の中にいるような没入感を体験してみてほしい。
■概要
開催場所:スパイラルガーデン
住所:東京都港区南青山5-6-23
開催時間:11:00〜20:00(19:20最終入場)
入場:無料
※予約制(peatixより)
【詳細はこちら:風景の色 景色の風 / feel to see】
3.服部恭平 “KYOHEI HATTORI 2019-2020”出版記念 写真展
12月3日(木)まで
ファッションブランド「マーク ジェイコブス」のブックストア「BOOKMARC」では、モデルで写真家の服部恭平による初写真集『KYOHEI HATTORI 2019-2020』の出版を記念した写真展を実施している。
モデル活動の傍ら、プライベートなライフワークでもあった写真作品が注目を集め、近年はフォトグラファーとしても活躍している服部恭平。会場には、2019年の平和だったなんでもない日常の瞬間を切りとった写真や、最新のポラロイド作品80点などを展示している。生活が一変してしまった今、2019年の平穏な日常は心に沁みるものがあるだろう。
■概要
開催場所:BOOKMARC(ブックマーク)
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-14
電話番号:03-5412-0351
営業時間:11:00~20:00
【詳細はこちら:服部恭平 “KYOHEI HATTORI 2019-2020”出版記念 写真展】
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※敬称略
Text:Natsuno Aizawa