6.だるまや
骨董通りの1本裏にある老舗ラーメン店「だるまや」。1975年創業から変わらぬ味を提供している。
常連さん推しの「だるまそば」は、ラーメンと具材を別々に提供するスタイル。美しく折り畳まれた麺に、刻んだチャーシュー、メンマ、白髪ネギ、あおさのり、ほうれん草などの具材を自分の好みで入れながらいただく。上級者になると、ビールのつまみに具だけを先にオーダーし、締めにラーメンを頼む人も。スープは野菜や削り節を中心にだしをとったあっさり系で、具の味を引き立ている。スタッフさんのアットホームな雰囲気もリピーターが多い理由だろう。
■概要
だるまや
住所:東京都港区南青山5-9-5 村山ビル 1F
電話:03-3499-6295
営業時間:11:00~22:00(LO21:30)
定休日:日、月曜日(年末年始休みあり)
食べログ評価:3.49(2021年3月時点)
7.茂司(しげじ)
表参道駅と外苑前駅の中間あたり、青山通りを裏に入ったところにあるラーメン店「茂司」。看板はないため通り過ぎてしまいそうだが、黒い外観を目印に探してみよう。同店は昼はラーメン店だが、夜はふぐ、すっぽんを中心とした割烹「ふぐ処 つかさ」に変身する。
おすすめの「茂司ら〜麺」は、鶏ガラ、香味野菜、魚介、煮干し、さらにすっぽんのガラを加えた「SGJスープ」が売りの逸品。優しい味わいのスープにはコラーゲンがたっぷり入っており、細麺によくからむ。ランチタイムには次々と来店し、人気ぶりは一目瞭然だ。
■概要
茂司(しげじ)
住所:東京都港区南青山3-8-3
電話:03-3404-5858
営業時間:
月~金 11:30~15:30(LO15:00)
19:00~22:30(LO22:00)
土・祝日 11:30~15:30(LO15:00)
※夜は不定期営業。赤い電気が付いている時は麺亭営業です。
本来のふぐ、スッポンの予約が入ると貸切営業となります。
お電話確認でお願いします。
定休日:日曜日
食べログ評価:3.48(2021年3月時点)
8.Noodle Stand Tokyo
JINGUMAE COMICHI 2Fにあるエシカル&ラーメンがコンセプトの「Noodle Stand Tokyo」。動物性食材、化学調味料一切不使用で、安全安心なメニューが揃っている。ネオンの看板やイエローの壁などファッショナブルな空間。その雰囲気にも惹かれ、ランチ帯にはアパレル業界関係者らしき人々も多く訪れる。
「世界一おいしいヴィーガンラーメン」は、バターの代わりにココナッツオイルを使用し、隠し味に果汁100%のパインジュースが使われているというオリジナリティ溢れる逸品。豆乳ベースのスープには、昆布の旨み、ゴマの風味もプラスしている。ソイミート、ナッツ、野菜がのっており、ヴィーガンとは思えない食べ応えのため男女問わずおすすめだ。
■概要
Noodle Stand Tokyo
住所:東京都渋谷区神宮前1-23-26 JINGUMAE COMICHI 2F
電話:03-6804-1477
営業時間:
月〜金 11:30〜16:00(LO15:45)
18:00〜22:30(LO22:00)
土曜 11:30〜22:30(LO22:00)
日・祝日 11:30〜21:30(LO21:00)
※月祝の場合日曜は11:30〜22:30(LO22:00)
定休日:不定期で月1.2回月曜
食べログ評価:3.43(2021年3月時点)
9.かれー麺 実之和 青山店
青山一丁目駅から徒歩4分、オフィス街にある「かれー麺 実之和 青山店」はビジネスマンで賑わう。昼はラーメン店、夜はもつ鍋店になる二毛作のお店だ。
ハマる人続出の「かれー麺」は、鶏ガラをベースにしたスープと、とろみが強めのカレールーが特徴だ。常連のワーカーたちは、こぞってトッピングに「ネギバカ」も一緒にオーダーし、香りと食感をプラス。まずは豚しゃぶとたっぷりのネギを太麺にからめていただき、その後セットで付く半ライスを入れれば余すことなくスープを楽しめる。
■概要
かれー麺 実之和 青山店
住所:東京都港区南青山1-3-6 都営アパート1F
電話:03-3408-1119
営業時間:平日 11:00~16:00、16:00~23:30(LO23:00)
土曜祝日 11:00〜14:00、17:00〜22:00
定休日:日曜日、祝祭日の月曜日
食べログ評価:3.41(2021年3月時点)
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博多水炊き風やヴィーガンラーメン、カレーラーメンとオリジナリティ溢れるお店が多いのは、最先端のトレンドグルメを発信する街だからなのかもしれない。そんな街の住民やワーカーの舌を唸らせたラーメンの味を確かめに訪れてみてはいかがだろう。
Text:Ayaka Minoda