青山通りから通称“キラー通り”を千駄ヶ谷方面へ進む。スイスの著名建築家がデザインした有名なワタリウム美術館や、狭小住宅の先駆けと言われる塔の家などもあり、建築を学ぶ人なら1度は訪れるべき通りだ。そんなストリートからちょっとだけ奥まった場所に、ひっそり佇む彫刻的なフォルムの建物。その上層階に今回空きが出たので紹介する。
区画は3~5Fの3層トリプレット。テイストが異なる3つの空間が縦に展開し、それらを螺旋階段が緩やかに繋いでいた。コンパクトではあるが、大きな開口や天高のおかげで窮屈感は感じない。むしろ螺旋階段の開口部も相まってか、なかなか開放的で気持ちの良い空間だ。
縦ラインを生かし、3つの空間をどう展開していくかが鍵になるだろう。各フロアで異なる世界観の内装に作り替える事も出来、想像だけでも十人いれば何十通りもの空間のイメージが生まれるはず。小分けのメリットを引き出し、様々な使い方を想像してほしい。
SPEC&DATA
- 敷金・保証金
- 2ヶ月
- 償却
- 1ヶ月
- 礼金
- 無
- 更新料・再契約料
- 新賃料の1ヶ月分
- 築年数
- 1990年12月
- 構造・規模
- RC造 地下1F地上5F
- 契約内容
- 普通賃貸借契約2年
- 用途
- オフィス、店舗
- 設備
- ミニキッチン、シャワー室、エアコン(残置)
- 火災保険・その他
- 火災保険加入義務有り
保証会社加入必須
- 備考
- 飲食不可