青参道アートフェア2011
画家のはまぐちさくらこ氏によるライブペインティングや、大西真平氏・長場雄氏・JUN OSON氏が「ONO」というチームを組み、「中2のエロとバイオレンス」をテーマに漫画を描くというパフォーマンスが行われた2011年。学ランを着た3人それぞれが同じ物語を描き、その場で綴じてお客さんに渡すというもの。有名イラストレーターの意外な一面を見た…という人もいるかもしれないが、こういうジャンルもウェルカムなのがアートフェアのいいところ。
青参道アートフェア2012
映像音響インスタレーションを制作するクリエイターの平川紀道氏や23組のクリエイターがかまぼこの可能性を考える展示会『かまぼ考』などが開催された。クワクボリョウタのコンピュータ・プログラミングによる映像音響インスタレーションと、家庭的で素朴なかまぼこが一緒のイベントに並ぶ光景は珍しいだろう。
青参道アートフェア2013
“大人の遊び心を掻き立てるようなアート散策”がテーマだった2013年。ベルギー出身の王室御用達の帽子デザイナーとして活躍してきたクリストフ・コパンが、アーティスト転身後初の日本デビュー個展を青参道アートフェアで開催した。国内だけでなく、国外のアーティストも数多く参加する青参道アートフェアは、海外のアートやアーティストに実際に出会える機会でもある。日本と海外のアートの違いも会場で楽しむのも醍醐味だ。
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青参道アートフェア2014
この年のテーマは「Focus Photography」。アートを購入する楽しみをより気軽に知ってもらおうと開催してきた「青参道アートフェア」が、その本来の目的に立ち返り、多くの人の生活に欠かせない「写真」に焦点を当てた年だ。中でも、「ワコール人間科学研究所 」と注目のフォトグラファー・田口まき氏によるコラボ写真展は、大きな反響を呼び、なかなか日本では話題にしにくい、女性のバストにアートという視点を与えてくれた。この写真展のように、今後もアートフェアは新たな視点を参加者に与えてくれるだろう。
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青参道アートフェア2015
「LOVE & PEACE」がテーマだった2015年。目玉は、なんといっても、この子供たちが壁に思い思いにペンキを塗りたくったイベント「bugaboo by DIESEL × Tadaomi Shibuya」だろう。ペンキでダイナミックに描くなんて、普段やったら怒られなそうなことを思いっきりできるイベントに、子供たちは大はしゃぎだったようだ。老若男女関係なく、楽しめるものだということを多くの人に伝えた第9回のイベント。青参道でペンキまみれになった子供たちが、アートをもっと日本に浸透させてくれる頼もしい役割を担うことに期待。
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