ELEPHANT / 北欧デザインの奥行き
(2017/09/28)
コアな北欧デザイン好きが訪れる隠れ家的インテリアショップELEPHANT。北欧デザインというと、テキスタイルに代表されるカラフルでポップなイメージがあるかもしれないが、表参道ヒルズ裏のちいさな一室では、ひと味違う個性的なアイテムが手に入るのだ。
取り扱う作家は、映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」に出てくる芸術家のモデルにもなったスウェーデンを代表するガラス作家・ERIK HÖGLUND(エリック・ホグラン)や、気鋭の陶芸作家NATHALIE LAUTENBACHER(ナタリー ラウテンバッハー)など。ガラス工芸品や陶器を中心に揃えられたアイテムはどれも美しく、鮮やかなグリーンの急須やターコイズブルーの湯呑みなど、思わず見惚れてしまう作品も。作品の脇には、作家の生い立ちや苦悩、評価されるに至った背景などが丁寧に紹介されていて、寡黙な店主らしい作品への愛情が感じられる。
個性的なアイテムが多く揃うこのお店。ELEPHANTという店名の由来は教えてもらえなかったけれど、北欧デザインの奥深さについて話を聞いて思い当たったのは「群盲象を評す」ということわざだ。象の一部分に触れた盲人たちが口々に象を語っても全貌が掴めないように、一概に北欧デザインといっても、その作家性や作品の特徴は様々。ならばいっそ、自分の感性を頼りにセレクトして、より深く、丁寧に紹介しよう。もしかしたら、そんな考えがあったのかもしれない。
取り扱う作家は、映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」に出てくる芸術家のモデルにもなったスウェーデンを代表するガラス作家・ERIK HÖGLUND(エリック・ホグラン)や、気鋭の陶芸作家NATHALIE LAUTENBACHER(ナタリー ラウテンバッハー)など。ガラス工芸品や陶器を中心に揃えられたアイテムはどれも美しく、鮮やかなグリーンの急須やターコイズブルーの湯呑みなど、思わず見惚れてしまう作品も。作品の脇には、作家の生い立ちや苦悩、評価されるに至った背景などが丁寧に紹介されていて、寡黙な店主らしい作品への愛情が感じられる。
個性的なアイテムが多く揃うこのお店。ELEPHANTという店名の由来は教えてもらえなかったけれど、北欧デザインの奥深さについて話を聞いて思い当たったのは「群盲象を評す」ということわざだ。象の一部分に触れた盲人たちが口々に象を語っても全貌が掴めないように、一概に北欧デザインといっても、その作家性や作品の特徴は様々。ならばいっそ、自分の感性を頼りにセレクトして、より深く、丁寧に紹介しよう。もしかしたら、そんな考えがあったのかもしれない。
INFORMATION
ELEPHANT
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前4-14-6 表参道ハイツ102
- 電話
- 03-5411-1202
- 営業時間
- 12:00-19:00
- 定休日
- 火水
