ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア/D.I.Yで“深化”した自然と寄り添うフラッグシップ
(2023/03/10)
表参道駅から3分ほど、南青山・骨董通りとみゆき通りの間の洗練された佇まいのエリア。その一角、ひときわ存在感を放っているのが「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」だ。ご存知、フラワーアーティストであるニコライ・バーグマンのフラッグシップだが、2023年にリニューアルした。自然と人との距離が近いニコライ・バーグマンのルーツであるデンマークらしさを携えて生まれ変わったのだ。
入り口には木材と金属による店舗看板がお目見えし、木の存在感によってさらにあたたかみのある空間になっていることを予感させてくれる。
中に入ると、より開放感に溢れていることに気づくだろう。カウンター奥にあった間仕切りを取り去り、ショップの奥側まで見通せる。そこにはニコライ・バーグマンの色彩を反映した季節の切花が燦然と並び、視覚的な心地良さがあった。
天井からは、ブーケを模したペンダントライトがぼんやりと空間に陰影を描き、店内を美しく幻想的に照らしている。カウンターや什器の下に目線を落とすと、ニコライ・バーグマンがデザインしたオークウッド製の什器や装飾が目に入ってきた。ニコライ・バーグマンとスタッフがD.I.Y.で制作したという。規則的でありながら有機的な表情を見せる木のしつらえは、北欧ブランドのインテリアやフラワーボックス、作品との調和が見事だ。
“進化”というよりは、より深くニコライ・バーグマンのクリエイティブを享受できるよう“深化”したフラッグシップ。空間全体がアート作品のような世界観を味わいつつ、美しいフラワーボックスを手に取ってみてほしい。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
入り口には木材と金属による店舗看板がお目見えし、木の存在感によってさらにあたたかみのある空間になっていることを予感させてくれる。
中に入ると、より開放感に溢れていることに気づくだろう。カウンター奥にあった間仕切りを取り去り、ショップの奥側まで見通せる。そこにはニコライ・バーグマンの色彩を反映した季節の切花が燦然と並び、視覚的な心地良さがあった。
天井からは、ブーケを模したペンダントライトがぼんやりと空間に陰影を描き、店内を美しく幻想的に照らしている。カウンターや什器の下に目線を落とすと、ニコライ・バーグマンがデザインしたオークウッド製の什器や装飾が目に入ってきた。ニコライ・バーグマンとスタッフがD.I.Y.で制作したという。規則的でありながら有機的な表情を見せる木のしつらえは、北欧ブランドのインテリアやフラワーボックス、作品との調和が見事だ。
“進化”というよりは、より深くニコライ・バーグマンのクリエイティブを享受できるよう“深化”したフラッグシップ。空間全体がアート作品のような世界観を味わいつつ、美しいフラワーボックスを手に取ってみてほしい。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL編集部
INFORMATION
ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア(Nicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Store)
- 住所
- 東京都港区南青山5-7-2
- 電話
- 03-5464-0743
- 営業時間
- 10:00〜19:00
- 定休日
- 不定休