7月31日（月）を持ってキャットストリートでの営業を終了。9月7日（木）ユナイテッドアローズ 原宿本店2Fアネックスに移転オープン
District UNITED ARROWS／おおらかで心地の良い、ミクスチャーブティック
（2022/12/05）
表参道から渋谷方面へ伸びるキャットストリートの中腹。比較的人通りも穏やかなエリアでふと上を見上げれば、窓にフラッグが掲げられたディストリクト ユナイテッド アローズ（District UNITED ARROWS）がある。ここはユナイテッド アローズが運営するコンセプトショップで、クリエイティビティとクラフツマンシップをテーマとした、“ミクスチャーブティック”だ。
店内は、キャットストリートを見下ろす窓から心地よい陽が差し込む。COMME des GARCONS（コム・デ・ギャルソン）を始めとするドメスティックブランド、インポートブランドが並び、奥側はユナイテッド アローズの根幹でもあるトラッドアイテムがズラリ。国や文化、さまざまなバックボーンを持つブランドと、異なる素材のアイテムが絶妙にミックスされたラインナップは見応えたっぷり。
この店が生まれたのは22年前。COMME des GARCONSデザイナー・川久保玲さんとUNITED ARROWSの創業者の1人である栗野宏文さんの交流から。Comme des Garçons Homme Plus (コム デ ギャルソン オム プリュス)を置ける特別なショップとして開店し、今でも“ギャルソン”が多く並んでいる。現在までそのヒストリーが受け継がれているのも感慨深い。
取材中、海外のお客さんが店を訪れた。何気ない着こなしにセンスを感じるその人は、ゆっくりと店内を回り、帽子を手に取った。じっくり時間をかけ、吟味したのちに購入。「Thank You」と一言、満足げに店を後にした。他の人の買い物を眺めてこんなに気持ちよく感じたことはなかなかない。このワンシーンにならではの心地良さが凝縮されていたように思う。
おおらかさにあふれた雰囲気が、買い物をより贅沢で特別なものにしてくれる。アートを買うようにじっくりと、良いものと時間に巡り合いたい人にこそ、ぜひ訪れてほしいショップだ。
Text：Tomohisa Mochizuki
Photo：OMOHARAREAL編集部
店内は、キャットストリートを見下ろす窓から心地よい陽が差し込む。COMME des GARCONS（コム・デ・ギャルソン）を始めとするドメスティックブランド、インポートブランドが並び、奥側はユナイテッド アローズの根幹でもあるトラッドアイテムがズラリ。国や文化、さまざまなバックボーンを持つブランドと、異なる素材のアイテムが絶妙にミックスされたラインナップは見応えたっぷり。
この店が生まれたのは22年前。COMME des GARCONSデザイナー・川久保玲さんとUNITED ARROWSの創業者の1人である栗野宏文さんの交流から。Comme des Garçons Homme Plus (コム デ ギャルソン オム プリュス)を置ける特別なショップとして開店し、今でも“ギャルソン”が多く並んでいる。現在までそのヒストリーが受け継がれているのも感慨深い。
取材中、海外のお客さんが店を訪れた。何気ない着こなしにセンスを感じるその人は、ゆっくりと店内を回り、帽子を手に取った。じっくり時間をかけ、吟味したのちに購入。「Thank You」と一言、満足げに店を後にした。他の人の買い物を眺めてこんなに気持ちよく感じたことはなかなかない。このワンシーンにならではの心地良さが凝縮されていたように思う。
おおらかさにあふれた雰囲気が、買い物をより贅沢で特別なものにしてくれる。アートを買うようにじっくりと、良いものと時間に巡り合いたい人にこそ、ぜひ訪れてほしいショップだ。
Text：Tomohisa Mochizuki
Photo：OMOHARAREAL編集部
INFORMATION
終了しました。
District UNITED ARROWS（ディストリクト ユナイテッドアローズ）
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-17-9 2F
- 電話
- 03-5464-2715
- 営業時間
- 12:00～20:00
- 定休日
